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市公式インスタにもアート（平成4年製）

梅雨時期は体調維持に苦労します。こんにちは、平成4年製です。

取手市魅力とりで発信課が市公式インスタグラムをスタートし（「ほどよく絶妙とりで」Instagramはじめました！）、そのリールの2番目に美術品が掲載された、という話題です。美術品は、第24回取手市長賞受賞作品のブロンズ像「あらがい」です。

なぜその作品が選ばれたのでしょう。「近くにあったから」と言えば身もふたもないのですが、それほど身近にアートがあるということです。「あらがい」は取手市役所本庁舎と同じ敷地にある取手市福祉交流センター1階に設置されています。お近くにお越しの際は、ぜひ実物をご覧いただければと思います。

さて、取手市には市立美術館がありません。それでも非常にたくさんの美術品を所蔵し展示しています。32年継続している取手市長賞は64点、気軽にみられる壁画は18点、パブリックアートは19点。そのほか、郷土が誇る美術作家の力作が多数あり、地図ができるほどです（取手アートマップ令和6年度版）。地図に載り切らない作品を、どう紹介しようか悩んでいます。

これほどいたるところで美術品に遭遇できる環境は、市域全体を美術館化しようという「タウンミュージアム構想」の表れでもあります。ぜひマップを片手に取手市ミュージアム（市域）を散策してみてください。「美術館はちょっと」と芸術に敷居の高さを感じているかたには、うってつけのアートへの入り口です。