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市内在住の高校生バリトン歌手Light(=中村頼人(なかむら・らいと))さんが、数々の声楽コンクールで優秀な成績を収め、報告のために来庁されました。こんにちは、平成4年製です。
Lightさんは取手松陽高等学校3年生でピアノを学んでいますが、学校外では声楽も学んでいます。今回は、令和7年10月19日に大分県竹田市で開催された「第79回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール」に茨城県代表として出場し「優秀賞」「竹田市長賞」「竹田市教育長賞」を受賞したほか、複数のコンクールで優秀な成績を収め、市長にご報告いただきました。3歳からピアノを学び、ピアノ演奏に表現力の必要性を感じて、感性をいかに育てようか考えたときに、幼いころから遊びに行っていた東京ディズニーシーのショーから歌と芝居の融合に魅力を感じたことを思い起こし、小学4年生からミュージカルを学び始めた、とのことです。レビューショー「ビッグバンドビート」に感動し、音楽の世界に進んでいます。市長の前で歌声をご披露いただいたときは(写真1)、その声量と表現力で、その場にいたすべての人が驚嘆しました。先日、取手市民会館で令和6年度取手市長賞受賞者の北見エリナさんに歌声を披露していただいた際、その秀でた表現力で一瞬にしてその場がオペラ劇場に変わったように感じたことを思い出しました。

写真1 応接室で「荒城の月」を歌うLight氏
Lightさんは現在、東京藝術大学声楽科を目標とし、将来は、たくさんのかたにクラシック音楽をもっと身近に感じてもらえるよう、その架け橋役「歌って踊れるピアニスト」も目指しているそうです。フランスの歴史小説「レ・ミゼラブル」の一節にあるフレーズ「砦の向こうにあこがれの世界」になぞらえ、取手の向こうにある上野(=東京藝術大学音楽科)という未来を目指したい、と話してくれました(写真2)。東京藝術大学は一流の人物を多く輩出していることから、自分もそんな一流の環境で、一流の仲間たちと研さんを重ねたいとして、志望校は藝大一本に絞っているとのことです。ちなみに、目標にしている歌手はいますかと尋ねたところ、オペラではないが、ボーカル、キーボード、俳優と多方面で活躍している井口理(いぐち・さとる)さん(King Gnu)が憧れの存在、と話し(私、はずかしながら井口さんを存じ上げなかったので、そのときはポカンとした顔で聞いてしまい、あとで必死にググりました)、ピアニストでは清塚信也(きよづか・しんや)さん、俳優では山崎育三郎さん、アーティストでは平野紫耀(ひらの・しょう)さんに憧れている、と付け加えてくれました。そして、いつかは自分自身が目標となれるような唯一無二の総合的な音楽家になりたいと、抱負も語ってくれました。

写真2 東京藝術大学志望という話を聞き、思わず拍手で応える中村市長
さて、将棋の中村清之介さんのときと同じように、取手市に関係している著名オペラ歌手がいらっしゃるかググってみました。なかなか見つからなかったのですが、一般社団法人東京国際芸術協会のスタッフさんがつづるブログ「TIAA BLOG」の記事に、バリトンの浅沼大陽(あさぬま・たいよう)さんを見つけました。記事によると、浅沼さんは、奇しくもLightさんが目指している東京藝術大学声楽科に、取手松陽高等学校から進んだかたで、高校ではトランペットを専攻し、声楽に転向しました。取手市ではなく、お隣の龍ヶ崎市出身とのことです。
初の取手市在住バリトン歌手として、東京藝術大学入学を果たし、さらには取手市長賞受賞を目指してほしいですね。受賞の暁には記念演奏会で、歌って弾いて踊ってもらいたいです。
Lightさんはこの後、1月11日に茨城県南生涯学習センター(土浦市)で開催される「ベルカントコンサート2026」、1月24日に牛久市中央生涯学習センターで開催される「茨城県立取手松陽高等学校音楽科第29回卒業演奏会」に出演予定です。
一方、取手市でも音楽関係のイベント(とりでスクールアートフェスティバル、藝大フィルハーモニア管弦楽団演奏会)を開催します。ぜひお運びください。