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女性議員による議会改革特別委員会が行った主な取り組みについて紹介いたします。
審査は活発に行われ、合計で19回行われました。
平成29年12月15日、平成29年第4回定例会最終日に、7人の女性市議によって「女性議員による議会改革特別委員会」設置が提案され、議会はこれを賛成多数で決定しました。
平成29年12月18日午前10時から全委員及び佐藤議長が出席し、審査課題や今後の運営方法についての審査を行いました。各委員から現在の取手市議会における会議のルールなどの課題が出されました。
平成30年2月16日、「女性議員による議会改革特別委員会」の参考人として、取手市が姉妹都市締結しているカリフォルニア州ユーバ市のDidbal Preet(ディドバル プリート)市長に、委員会にご出席いただきました。
「米国の女性市議の参画状況」「米国社会での妊娠・出産・産後の考え方」「米国議会の議員等の欠席事由対象」の3つの柱を基本に、あらかじめ、委員間で質疑事項をまとめたものを池田委員長が代表して質疑しました。
取手市議会に初めて「通訳」が必要となったため、藤井市長や秘書課職員2人の協力をいただき、通訳した発言を委員会記録に保存することを委員会で決定しました。
平成30年4月6日、議会運営委員会と女性議員による議会改革特別委員会が一堂に会し、それまで女性委員会でまとめてきた「議員の欠席事由」「議事堂の施設改善」の内容について審査を行いました。議会運営委員としての意見を聞き、その後の委員会審査に役立てました。
(注釈 連合審査会とは、合同委員会とも呼ばれ、会議規則によって、必要があるときに他の委員会と協議して開くことができるもの)
平成30年5月7日午前中、「議員の欠席事由」などをテーマに、「YES・NOカード」を用いたジャッジ・タイムとワールドカフェ方式による対話の意見交換会を行いました。茨城県内18市町、千葉県我孫子市、柏市、松戸市議会から、45人の女性議員が参加し、取手市議会からは入江議長、渡部副議長のほか女性議員による議会改革特別委員の7人の議員と、男性議員で子育て中の関川議員、落合議員の2人がグループリーダーを務めました。また、司会進行は議会事務局職員が務め、笑いを交えながら、取手市議会が直面する課題に関し、多くの意見をいただくことができました。
ジャッジ・タイムの集計と意見交換会後に開催した女性議員による議会改革特別委員会における討議概要は次のPDFファイルをご参照ください。
ジャッジ・タイムの集計と対話・討議概要(PDF:173KB)(別ウィンドウで開きます)
平成30年6月6日、取手市男女共同参画審議会の3名の委員が、女性議員による議会改革特別委員会に参考人として出席し、特別委員会の調査にご協力くださいました。
特別委員会で議論を重ねている提言等に関して、産前・産後の議会を欠席することについての考え方や働く女性の環境整備、男女共同参画の推進等について、御意見をいただきました。
平成30年6月12日、平成30年第2回定例会において、女性議員による議会改革特別委員会で審査した内容を議案、意見書案、決議案としてまとめ、上程。定例会最終日である6月22日、全てが可決されました。
可決された議案、意見書案、決議案は次のとおりです。
また、入江議長は女性議員による議会改革特別委員会からの提言を受け、同提言を議会運営委員会に諮問し、審査の結果として「取手市議会として改革・改善に取り組む事項」をまとめました。
平成30年第2回定例会をもって、審査目的を達成したころから、女性議員による議会改革特別委員会は解散しました。審査結果報告書は次のとおりです。
平成30年8月8日、入江議長と渡部副議長が茨城県市議会議長会の田口会長(水戸市議会議長)を訪問し、6月に決定した会議規則・傍聴規則の改正、国に提出した意見書等、政治分野における男女共同参画推進法の理念に深く関係する取手市議会の取り組みについて報告し、県内市議会でも推進していただけるよう依頼しました。
田口会長からは「次回の会議時に報告し、県内市議会での動きも期待したい」と述べられました。
平成30年8月9日、入江議長、渡部副議長、女性議員7人が集まり、前日の報告・依頼をはじめ、特別委員会の提言等のその後の対応等について、懇談形式で報告が行われました。議会棟トイレへの子ども用便座や手すりの設置等、既に対応済みの事項についての報告や、今後対応を予定しているもの・長期的な検討が必要なものについては、そのかた向性について報告がなされました。女性議員からは、議場傍聴席のバリアフリー対応や、応接室を子連れの傍聴者が利用できる整備などについて質問があり、可能なものは順次対応していく方針を確認しました。
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