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取手市では、国道6号藤代バイパス4車線化実現に向けて、これまでも龍ケ崎市とともに、国土交通省などへの要望活動を行ってまいりました。
令和7年2月5日(水曜日)に葉梨康弘衆議院議員、上月良祐参議院議員、加藤明良参議院議員とともに、取手市長、龍ケ崎市長が財務省、国土交通省を訪問し、国道6号藤代バイパス4車線化実現に向けての要望書を手渡しさせていただきました。取手市長より、当該箇所の現在の混雑状況や整備の必要性について説明し、現状や必要性について理解を深めていただくことができました。
左から加藤参議院議員、龍ケ崎市長、菅野主計局主計官、取手市長、葉梨衆議院議員、上月参議院議員。
左から加藤参議院議員、龍ケ崎市長、山本道路局長、取手市長、葉梨衆議院議員、上月参議院議員。
左から上月参議院議員、龍ケ崎市長、高橋国土交通副大臣、取手市長、葉梨衆議院議員。
国道6号は、東京都を起点に、茨城県内を南北に縦断し、宮城県へと至る首都圏と東北地方の経済圏を結ぶ大動脈として地域の産業と経済活動を支えるとともに、災害時には、円滑な救援活動及び復旧活動に資する緊急輸送道路としての役割も担う大変重要な幹線道路です。
藤代バイパスにつきましては、平成17年までに暫定2車線にて全線開通し、取手市の旧藤代町市街地部における交通渋滞緩和や沿道環境の改善などに一定の効果があったところではございますが、交通容量が十分に確保されているとは言えず、朝夕を中心に慢性的な交通渋滞が発生しています。
また、暫定2車線の対面通行であることから、正面衝突などの大きな交通事故も発生しており、事故処理の間、国道6号が通行止めとなって一帯の交通が麻痺することもあります。
さらに、藤代バイパスの南側区間は既に4車線化されていますが、その沿線に計画中の大規模な商業・業務拠点を核とした新市街地整備により更なる交通量の増加が見込まれること、また、藤代バイパスの北側区間も牛久土浦バイパスとして4車線のバイパス整備が鋭意進められていることからも、藤代バイパスの4車線化が必要となります。
今後のまちづくりの進展と併せ、交通の円滑化による地域産業の振興や経済の活性化、生産性の向上はもとより、近年激甚化・頻発化する自然災害に対応する国土強靱化の推進のためにも、国道6号の機能強化、藤代バイパスの4車線化は必要不可欠です。
引き続き、龍ケ崎市と連携し、国道6号藤代バイパスの4車線化が図られるよう、要望して参ります。