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あけましておめでとうございます。令和7年を迎えての取手市長のあいさつです。
動画は以下のリンクからご覧いただけます。
あけまして、おめでとうございます。取手市長の中村修です。皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
私は今、取手駅西口に来ております。取手駅西口の交通広場は、およそ40年ぶりのリニューアルを経て、昨年の7月に供用開始となりました。ここに至るまで、多くのかたのご協力をいただきましたこと、改めて感謝を申し上げます。これまで、取手駅周辺の風景は、時代とともに表情を変えてきましたが、取手で生まれ育った私には、いつの時代の風景も懐かしく感じます。
この交通広場の整備をはじめ、本市は、新たな都市空間づくりを進めています。取手駅西口A街区では、再開発準備組合による市街地再開発事業の検討が進められているほか、駅前の既存ビル内においては、賃貸テナントを活用した保育施設の整備が進められております。さらに、桑原地区においても、大規模な商業・業務施設を核とした新市街地創出に向けた準備が進められております。
近年、取手市の人口の動きでは、転入超過の傾向が続いておりますが、これらの整備はまちの魅力と活力を高め、取手市に「住みたい」「住み続けたい」という需要をますます高めていくものと期待されます。引き続き、関係者の皆様との連携等を通じて、円滑な事業の推進に努めてまいります。
また、こうしたハード面の強化だけでなく、ソフト面についても、積極的な施策展開を図っていきたいと考えております。その中でも特に注力し、推進させていきたいものの一つとして、「こども施策」がございます。
現在、若い世代の方々が安心して、結婚、出産、育児ができ、こどもたちが健やかに成長できる環境を整備していくため、昨年から、こども施策の専門部署を置き、「取手市こども計画」の策定を進めております。また、この計画を力強く進めていくため、来る4月には新たに「こども部」を立ち上げます。全てのこどもたちの健やかな成長を第一に考え、切れ目のない支援体制を構築してまいります。充実した環境の中でこどもたちが育まれることで、取手に愛着を持ち、成長しても住み続けてくれる、あるいは、世界へ羽ばたいていったとしても、ふるさと取手を心に思い続けてくれる、「ふるさとが取手で良かった」と思えるまちにしていきたいと考えています。
こうして、皆様に新年のごあいさつをさせていただくのも2度目となりますが、昨年の元日には「令和6年能登半島地震」が発生しました。さらに9月には「令和6年奥能登豪雨」が発生し、能登地方を中心に甚大な被害をもたらしました。被災された皆さまに対し、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。当市も、令和5年には大規模な水害を経験しましたが、地域の皆様と今後も連携しながら、地域防災力の一層の強化に努めてまいります。
さて、令和7年は巳年です。脱皮し、強く成長していく蛇のように、市民の皆さまとともに「住み続けるほど好きになる街」の実現に向けて、成長できる年にしてまいりたいと考えております。結びに、皆さまにとって本年が健康で幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和 7年 1月 1日
取手市長 中村 修