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更新日:2023年4月13日

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請願(ひびき236号)

請願は、皆さんが国や県、市町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。

議会への提出は議員の紹介を通じて行います。

このページでは第4回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。

請願

請願第11号 藤代小学校学童トイレ設置に関する請願
請願第12号 核兵器禁止条約の早期批准を求める意見書提出を求める請願書
請願第13号 「取手市立戸頭北保育所」の存続を求める請願
請願第14号 市民の共感と納得を得る行政運営に努めることを求める請願

請願の内容と議決結果は、次のとおりです。

請願第11号 藤代小学校学童トイレ設置に関する請願…採択

〔提出者〕来山義忠 ほか42人
〔紹介議員〕細谷典男
〔内容〕藤代小学校学童室内にトイレ設置を。

  • 遠山議員【賛成討論】
    体育館併設のクラブ室は、災害時等で高齢者や障害者が避難所として安心して利用できる場所と考える。クラブ室内のトイレ設置を早急に検討するべき。賛成。
  • 染谷議員【賛成討論】
    同様の請願が平成20年に全員賛成で採択されている。その処理状況の報告では「現在使用している体育館及び体育館外トイレを引き続き利用していただきたい」との報告があっただけ。子どもたちの生活環境の整備が必要。賛成。
  • 根岸議員【賛成討論】
    開設当時はトイレも手洗い場もなかった。平成20年の請願を採択した後も動きがなく、その7年後にやっと手洗い場が設置された。子どもたちのために改善を強く求める。賛成。

請願第12号 核兵器禁止条約の早期批准を求める意見書提出を求める請願書…採択

〔提出者〕核兵器廃絶国際署名を推進する取手の会代表 花澤楓ほか1人
〔紹介議員〕関戸勇
〔内容〕「非核兵器平和都市宣言」を行っている取手市の議会は、政府に対して、「核兵器禁止条約の早期批准を求める」意見書を提出すること。

  • 小池議員【賛成討論】
    全国の自治体議会から、請願と同趣旨の意見書が出ている。非核兵器平和都市宣言を掲げている取手市としても意見書を出したい。核も戦争もない世界を目指す日本として核兵器禁止条約に早期に署名批准することを切望する。賛成。

請願第13号 「取手市立戸頭北保育所」の存続を求める請願…不採択

〔提出者〕竹内有子 ほか7,181人
〔紹介議員〕関戸勇・細谷典男
〔内容〕戸頭北保育所を廃止せずに存続させてほしい。
コンクリートでできた1階建ての建物がフェンスに囲まれている。フェンスには戸頭北保育所取手市と書かれた看板がかけられている

  • 海東議員【反対討論】
    市全体の保育行政を鑑み、待機児童解消に期待ができるなら戸頭北保育所廃止を推し進めるべき。反対。
  • 関戸議員【賛成討論】
    7,181筆の寄せられた署名を本当に重く受け止めている。これまで公立保育所を減らしてきたが待機児童は増え続けてきた。今度の廃止によって待機児童はさらに増えていくのではないか。保育所の存続を求める声に議会が応える番。賛成。
  • 須田議員【反対討論】
    戸頭が犠牲になるのではなく、行政と住民が協力をして、公共サービスを民間に開放することが、保育の質の向上や維持、一生住みたい町につながるものと考える。また、戸頭北保育所廃止に伴う保育士の再配置により保育士不足による待機児童の早期解決につながれば、働く保護者が安心して保育所を利用できる。反対。
  • 根岸議員【反対討論】
    令和4年廃止はあまりにも拙速だが、廃止はやむなしと考える。公立保育所が身近にあることは、安心して働き続けることができる何よりの支援となりますとあるが、民間保育所であってもそれは可能であり、戸頭には2つの認可保育園がある。また、改修や建て替えをしたとしても建て替えのために、子どもたちが今の園舎から一時的に離れ、ばらばらになる可能性もある。廃止による移籍でも子どもたちにとって結果は同じ。反対。
  • 細谷議員【海東議員に反論】
    子ども子育て支援事業計画から、認定区分1歳から3歳においても定員不足はないと見込まれる。廃止することが、即、待機児童の解消には結びつかない。海東議員に反論。
  • 海東議員【細谷議員に反論】
    戸頭北保育所を廃止して、保育士の転属先で受け入れる児童数が増えるのであれば、待機児童解消につながる。細谷議員に反論。
  • 関戸議員【須田議員に反論】
    市政協力員との意見交換を地域の住民との合意という事に取られているがそうではない。須田議員に反論。
  • 須田議員【関戸議員に反論】
    市政協力員というものは、地域の代表とするかたという位置づけ。その2人から市のこの意向のほうに沿っていってもいいのではないかという意見もあった。関戸議員に反論。
  • 関戸議員【須田議員に反論】
    市政協力員は地域の代表を地域から選んでいるのではない。市政協力員と話すだけでなく地域に説明し、合意を図ることが必要。須田議員に反論。
  • 須田議員【関戸議員に反論】
    市政協力員自体が、地域の人たちの代表だと思って接している。先ほど議決した保育所の廃止後の子どもたちへの補助金。これこそが通ってる人たちの意見。関戸議員に反論。
  • 細谷議員【海東議員に反論】
    戸頭北保育所の廃止によって、保育士がほかの保育所に移ると、定員は増えるが、戸頭北保育所自体は、なくなってしまうので相関関係はなくなる。海東議員に反論。
  • 岩澤議員【細谷議員に反論】
    待機児童が発生している主な要因は、保育士不足によるもの。戸頭北保育所に勤務する保育士全員を各保育所に割り振った場合、0歳から2歳児の受け入れ枠が78名拡充する見込みと説明を受けている。細谷議員に反論。

請願第14号 市民の共感と納得を得る行政運営に努めることを求める請願…不採択

〔提出者〕森康行
〔紹介議員〕細谷典男
〔内容〕

  1. 市民への説明においては率直に事実を明らかにすること
  2. 要望や質問には誠実に対応すること
  3. 当該関係者ばかりではなく、地域の将来に関わりのある案件は幅広く説明を行い、意見を求めること
  • 遠山議員【賛成討論】
    市は市民の声に対し真摯に耳を傾け受け止めるべき。複数の市民のかたから保育所問題について、市長への手紙を投稿したが、回答は同じ文章で、それぞれの提案や問いには無視されたと聞く。市民に対する行政運営の在り方が問われている。賛成。

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議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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