ここから本文です。
請願(ひびき244号)
請願は、皆さんが国や県、市町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。
議会への提出は議員の紹介を通じて行います。
このページでは第3回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。
請願
請願の内容と議決結果は、次のとおりです。
提出者
県南農民組合 組合長 渋谷俊昭 ほか2人
紹介議員
遠山智恵子
内容
- 根岸議員【賛成討論】
中小零細企業は取引先の都合に左右され、消費税分を価格に上乗せできず、結果、消費税分が持ち出しとなり利益が減少することが想定される。制度導入によって免税されていた業者の多くが経営難に陥るのは明らか。多くの事業者の生活を脅かすインボイス制度の実施中止に賛成。
- 遠山議員【賛成討論】
消費税の増税により消費不況が続く中、感染症による影響が小規模事業者を深刻な状況に追い込んでいる。財務省は、制度導入で161万の免税業事業者が新たに課税業者になり、2,480億円の増収と試算。負担が増加するという状況は明らか。事業者の制度中止を求める声を届けることが支援につながる。賛成。
提出者
斎藤たかし
紹介議員
関戸勇、小池悦子、遠山智恵子
内容
市議会は独自の調査委員会を組織し、市長及び市議会議員の旧統一教会による汚染・感染を調査し、結果を公表すること
- 加増議員【賛成討論】
多くの人々に家庭崩壊など数々の被害を与えてきた反社会的カルト集団である旧統一教会と政治・行政の癒着によって政治がゆがめられないようにすることを市議会として権能を発揮し、圧倒的多数の国民と市民が求める被害者の救済と、旧統一教会問題の真相解明に尽くすことを求める。賛成。
- 細谷議員【反対討論】
日々の生活上の問題に直面したとき、地域の人々にとって、いかなる思想を有していても解決してほしいという願いは一緒。このときに議員は、家庭連合関係者を選別できるのか。声を上げられない者の代弁者が議員。相談があればどなたでも応じる。市政に関わる相談は思想信条を問わずお受けする。反対。
- 根岸議員【反対討論】
洗脳された末端信者のかたへの過剰な弾圧につながりかねない。特に信者のお子さんや御家族の苦しみが助長されると危惧。また、現在自民党国会議員が行っている点検の結果を見れば、委員会を設置して調査しても、趣旨にあるような自浄作用を促すことにはつながらない。国の動向を注視したい。反対。
- 関戸議員【賛成討論】
旧統一教会は、世界的な政教一致国家を樹立する目標を持つ。つまり、教会と国家の分離を廃止して、神の導きによって統治される世界市場を樹立する。そして、政教一致国家の中心は、文鮮明と韓国という位置付け。政教一致は現憲法に反する。項目にあるように、市政への統一教会の関与があるかを調査し、議員は自浄作用を期待する。賛成。
- 細谷議員【2回目の反対討論 関戸・加増議員に反論】
宗教法人の教義やそれに基づく活動には立ち入ることはできない。社会に多大な損害を与えた具体的な事実があれば、徹底して法に基づいて対処すべき。世界や日本を変えたいという思いをいいとか悪いとか言うことはできない。また、実証されることなく「反社会的カルト集団」という発言をするのは控えたほうがよい。関戸・加増議員に反論。
- 関戸議員【2回目の賛成討論 細谷議員に反論】
宗教団体が政治に関わること自体は、問題なく自由。問題は、教義を達成するために政党支持を宗教団体が決定し、それを信者に強制し、信者を動かし、信者個人の政党支持の自由を奪うこと。細谷議員に反論。
- 細谷議員【3回目の反対討論 関戸議員に反論】
労働組合の運動目的を達成するために、特定の政党と協力をする決定することは問題ない。家庭連合として誰に投票するかを強制する事象があれば憲法違反の可能性があるが、全く明らかになっていない。一部のメディアを基にして物事を判断することはできない。関戸議員に反論。
- 関戸議員【3回目の反対討論 細谷議員に反論】
労働組合が、働く者の生活の権利の向上を達成するために政党にお願いする、あるいは政党を支持することはあり得る。問題はこれを教団が方針として掲げている点。特に統一教会と表裏一体の勝共連合では、原理講論の理想社会を実現するために強制し、色々必要な策を講じることが許されるのか。細谷議員に反論。
PDFファイルなどは音声読み上げソフト等で正しく読み上げられない場合があります。必要に応じてお電話等で個別に対応させていただきますのでご連絡ください。