現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会の取り組み・活動 > 議員研修会・説明会 > 東京藝大教授を招いて議員研修(平成29年10月)
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取手市議会では、議員向けの研修会として平成29年10月11日(水曜日)に、東京藝術大学美術学部副学部長教授の藤原信幸氏を市議会棟にお招きして、講演をいただきました。また、同学部非常勤講師の三枝一将(さえぐさかずまさ)氏にもお越しいただきました。
講演実施にあたり、議長は「さらなる協働のまちづくりを藝大の皆さんと進めたい」などと歓迎のあいさつをしました。
研修会には、市内高校にも声をかけ、公立・私立合せて6校の校長や事務長など関係者が参加。市役所からは市長、副市長、教育長が参加したほか、川口政弥(まさや)・中村修(おさむ)の両県議会議員も講演を聴講しました。
講演は、「東京藝術大学と取手市の協働によるまちづくり」と題して行っていただきました。藤原教授は、ガラス工芸が専門で、取手の最初の印象が緑の自然の多さであったことから、「葉をモチーフに作品を創作したこともあった」などと、これまでの取り組みを紹介。市内高校との連携でアート体験やワークショップの実施のほか、若手芸術家の発表の場として、地域で仕掛けていければ、などと話されました。
また、これまでの取手アートプロジェクト(TAP)との活動を振り返りや、TAPと始めた学内食堂の運営、今後の地域との活動の予定などを、三枝氏の報告も交えながら約1時間講演いただきました。
講演の最後に議員からは、「藝大の取手校地が開かれているといっても入りづらいが」、といった意見や、「高校との協働はどのようにすすめれば」、などといった質問が出されていました。
この日の研修の第2部として、議員など参加者がグループに分かれ、議会事務局職員の進行のもと、「藝大、企業、市民団体、学校が考える芸術を取り入れたまちづくり」として意見を出し合いました。
各グループごとに発表を終えると、藤原教授からは「自分が知らないこともあった。地域の特徴を生かしたまちづくりが必要」、藝大取手校地事務室長からは、「開かれた藝大とセキュリティー問題をバランスよく考えていきたい」などの講評がありました。
今日の研修を終えて参加者からは、「東京藝大があることを利点とするまちづくりに、大いにヒントになるお話がありました」などの意見が聞かれました。
参加ご協力いただいた皆さんありがとうございました。