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一般社団法人日本善行会が主催する善行表彰において、江戸川学園取手高等学校に通う土居亮太(どいりょうた)さんが人名救助を行い、その功績が認められ、令和4年度春季善行表彰を受賞しました。
表彰式については、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となりましたので、市長より令和4年6月6日に伝達をさせていただきました。
江戸川学園取手高等学校1年(当時、同校中等部3年)の土居亮太さんは、令和3年7月13日午後6時頃、下校途中に倒れていた高齢男性を発見し、即座に駆け寄りました。男性は熱中症の症状であったため、周囲の通行人に声をかけ、救急車の要請を依頼し、救急車が到着するまで自身の水筒を飲ませるなど、男性を看病しました。土居さんの看病の甲斐もあり、男性は大事には至りませんでした。
多くの通行人が通り過ぎてしまうなか、勇気を出して人命救助を行った功績が認められ、緊急時貢献表彰(人命救助)を受賞しました。
一般社団法人日本善行会が、善行の実践者として青少年及び国際貢献活動・緊急時貢献者と外国人を春(5月)に、社会人を秋(11月)にそれぞれ表彰し、善行精神の普及と高揚を図るものです。