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更新日:2024年9月26日

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文化財の特別公開を行います

文化財は、私たちの祖先が大切に守り伝えてきたものです。私たちは、この貴重な文化財を、次の世代に守り伝えなくてはなりません。
市では、文化財の保護と活用を推進し、文化財愛護の精神の普及のため、秋の文化財保護強調週間に合わせて下記文化財の特別公開を行います。

皆様のご来場をお待ちしています。

長禅寺三世堂の内部特別公開

県指定文化財の長禅寺三世堂の内部特別公開を行います。
下の写真が、三世堂の外観です。
長禅寺三世堂の外観

日時

令和6年11月1日(金曜日)から11月3日(日曜日)まで
午前10時から午後4時まで(入堂は午後3時30分まで)

料金

無料です。

所在地

取手市取手2-9-1(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
境内には見学者用の駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

アクセス

JR取手駅および関東鉄道常総線取手駅東口から徒歩約5分

長禅寺三世堂の説明

三世堂は3階建てで、堂内には上り専用と下り専用の階段があり、順路に沿って進めば人の流れが交差しない「さざえ堂」になっています。
1階には坂東三十三か所、2階には秩父三十四か所、3階には西国三十三か所の各観音札所のご本尊の写しが安置されています。
下の写真は、三世堂の1階です。
三世堂の堂内1階
右側から順番に、坂東三十三観音札所のご本尊の写しが置かれています。
下の写真は、三世堂の2階です。
三世堂2階
正面右側の階段は、3階から2階に下りる下り専用の階段です。
通路は手すりで仕切られ、右側が2階から1階に下りる人の通路、左側が2階をお参りする人の通路になっています。
下の写真は、三世堂の3階です。
三世堂3階

右側にある上り専用の階段で2階から3階に上がってきた参拝者は、須弥壇(しゅみだん)の内側をお参りして、左端まで来ると次に須弥壇の後ろ側に回って、再び右側に出ます。
下の写真は、3階正面からの眺めです。
三世堂3階からの眺め
不思議な堂内空間を、この機会にぜひ体験してみてください。

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文化9年(1812)取手宿絵図の特別公開

日時

令和6年11月1日(金曜日)から11月3日(日曜日)まで
午前10時から午後4時まで(入場は午後3時30分まで)

料金

無料です。

公開場所

県指定文化財・市指定史跡の旧取手宿本陣染野家住宅
取手市取手2-16-41(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
無料駐車場(取手商工会と銀行の間を入ります。突き当りが無料駐車場です。詳しくは上記地図をご覧ください。)はありますが、台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
JR取手駅および関東鉄道常総線取手駅東口から徒歩約8分です。

文化9年取手宿の絵図

文化9年4月取手大鹿入会疎絵図
文化9年4月、取手大鹿入会疎絵図(取手市教育委員会所蔵)

文化9年4月に描かれたこの絵図は、南に利根川が流れ、現在の千葉県我孫子側から利根川を渡り東に折れ、市内吉田地区を通って藤代方面に伸びる水戸街道が書かれています。
簡略ながら街道に沿って立ち並ぶ民家、愛宕神社・長禅寺・弘経寺・念仏院・八坂神社(江戸時代は天王社と呼ばれていた)などの寺社、現在の取手市商工会館のある場所にあった高札場が描かれ、多くの旅人が行き交った江戸時代の宿場の雰囲気を感じ取ることができます。

愛宕神社
愛宕神社の部分

我孫子側から利根川を渡り河原を北に進んできた水戸街道(赤く塗られています)は、愛宕神社の鎮座する台地のあたりで右(東)に折れます。
現在とは違い、愛宕神社の社殿は南を向き、南側に社殿にのぼる階段(石段か)がありました。

八坂神社と念仏院
八坂神社(右)と念仏院(左)

この部分は上が南で、右が西になります。
右が現在の八坂神社です。絵図には天王社と書かれています。
鳥居をくぐり境内に入ると、社殿の南側、現在の取手市民会館、福祉会館のあるあたりには西照寺というお寺がありました。
絵図の左側(東側)、街道から北側の台地上に階段(石段か)で上ったところにあるのが念仏院と考えられます。

この機会に、江戸時代の取手宿の面影を今に伝える絵図をご鑑賞ください。

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お問い合わせ

生涯学習課埋蔵文化財センター

茨城県取手市吉田383

電話番号:0297-73-2010

ファクス:0297-73-5003

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