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全国初、団地にオープンエア美術館が出現!住まいの風景を一新
団地住民の「物語」がアートを生み、新たな「定住」の理由を創る
「IN MY GARDEN」(イン・マイ・ガーデン)は、特定非営利活動法人取手アートプロジェクトオフィス(以下「TAP(タップ)」という。)と独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」という。)が共同で平成25年より開始した、TAPのコアプログラム「アートのある団地」事業の一環のプロジェクトです。戸頭(とがしら)団地でたくさんのかたから寄せられた戸頭(とがしら)団地にまつわるエピソードをもとに、アーティストの上原耕生(うえはら こうお)さんが戸頭(とがしら)団地の壁に物語を描いたものです。平成28年8月に11棟15作品(面)のアート作品として完成しました。
詳細は取手アートプロジェクトホームページ アートのある団地 上原耕生「IN MY GARDEN」(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
上原さんは、景色の中に溶け込みながら、風景の一部になる部屋の窓から見える団地の壁に、皆さんから寄せられたエピソードをもとに、「隣人とのつながり」や「みんなの好きな場所」をキーワードとして、団地の壁に住む架空の住人を連想させるデザインとしたそうです。「“私の庭”で起こっている不思議なアート」を目にしてみませんか。
戸頭(とがしら)公民館から見た作品群
平成25年6月から約1か月半にわたり、戸頭(とがしら)団地やその周辺にお住いのかたを対象に戸頭(とがしら)団地にまつわるエピソードを集めました。エピソードを投函してもらうための「トビラ」型ポストを設置し、約90通ものエピソードが集まりました。内容も、団地での素敵な過ごし方から、思い出話までさまざまなものでした。そこから、上原さんの着想を得て、戸頭(とがしら)団地自治会や戸頭(とがしら)町会、住民の方々からご意見を伺いプランを制作しました。
「トビラ」型ポスト
1982年沖縄生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。取手をはじめ、群馬・沖縄・神奈川・鹿児島ほか各地で展覧会に参加。美術館やギャラリーといった場所にとらわれない、日常の生活空間の中での表現を試みている。
作業中の上原さん(撮影:伊藤友二)
戸頭(とがしら)団地の11棟15面に作品があります。
それぞれのアート作品には、タイトルとともに各々参考となったエピソードがあります。作品は、部分的に立体表現になっています。ぜひ、現地にてご覧ください。以下は作品を写真で掲載します。
(撮影:伊藤友二)
(撮影:伊藤友二)
(撮影:伊藤友二)
(撮影:伊藤友二)
(撮影:伊藤友二)
(撮影:伊藤友二)
以下は作品を写真で掲載します。
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