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更新日:2025年6月10日

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4月30日に発生した給食異物混入事案の調査報告

報告内容

令和7年4月30日付けで、取手市立藤代南中学校の給食異物混入事案についてお知らせしましたが、調査結果について下記のとおり御報告いたします。

5月19日の事案も踏まえまして、今後も異物混入の防止のために、調理室・配膳室内、給食配膳時における管理体制の強化を図るとともに、給食物資納入事業者の製造過程での管理体制についても徹底を図るよう、各事業者・関係機関との連携を強化してまいります。

調査結果

混入した異物

今回の異物混入があったソフト麺を製造する製麺事業者および公益財団法人茨城県学校給食会からの報告によると、以下の事由により、ソフト麺製造過程で混入した可能性が高いとのことでした。

  • 取手市に納入したソフト麺を製造する前に、製麺機のローラーに付着した麺を取り除くかすり(刃)を樹脂製からステンレス製に交換していた。(現在はかすり先端を樹脂製に変更済)
  • ローラー部に一部擦りキズがあった。
  • 異物の成分分析の結果、材質はステンレス(SUS304)であり、製麺機の材質もステンレス(SUS304)であり、同じ材質であった。

以上のことから、市教育委員会としましても、当該異物が取手市学校給食センター調理過程ではなく、製麺製造過程で、製造機部品の一部が混入した可能性が非常に高いとの判断に至りました。

異物混入の概要

令和7年4月30日(水曜日)、取手市立藤代南中学校の生徒が、給食を食べていたところ、長さ約5ミリメートルの針金のような金属片が2本発見されました。

生徒は、喫食中ソフト麺に金属片が混入していることを目視したため喫食を中止しました。教諭が現物を確認したところ、長さ約5ミリメートルの針金のような金属2本がソフト麺に刺さった状態で混入していることを確認しました。

なお、異物は口にせず、生徒にけがはありませんでした。同校をはじめ、同じ献立の各学校等で同様の事案は発生しておりません。

再発防止に向けた対応

製麺事業者の対応

製麺事業者従業員による機械器具類の総点検を実施しました。今後も作業前・作業後の機械器具類の点検徹底と記録を行います。今回の異物混入原因の可能性が高い製麺機部品に樹脂製カバーを装着しました。機械器具類の異常や不良品が確認された場合は、製造した製品は破棄します。その他、出荷前の製品類の目視による検品作業を徹底します。

教育委員会の対応

今後も、納入される給食物資の検収作業の徹底を図るとともに、学校を通して児童生徒に対し、異物発見時には迅速に担任の先生等に申し出るよう、周知・指導を行ってまいります。

また、給食物資納入事業者に対しては、給食物資製造・納品過程における異物混入を防ぐ対策を講じるよう、改めて周知・啓発を行い、再発防止に努めてまいります。

 

4月30日報告内容

本日4月30日(水曜日)、藤代南中学校の給食で提供されたソフト麺に針金のような金属が混入する事案が発生しました。

この度は、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

現在把握している経過につきまして、以下のとおり報告いたします。

概要

  • 令和7年4月30日(水曜日)給食喫食中に、給食に提供されたソフト麺に金属(長さ約5ミリメートルの針金のような金属2本)が混入していた旨、生徒から教職員に申し出があり、学校を通じて取手市教育委員会に報告がありました。
  • 生徒は異物を口にしておらず、怪我はありませんでした。
  • 同校の他学級をはじめ、同じ献立の各学校等で同様の事案は発生しておりません。

原因

原因については、現在調査中です。

混入した異物の写真

藤代南中学校給食に混入した異物(長さ約5ミリメートルの針金のような金属2本)

今後の対応

  • 給食施設を有する市立小中学校、学校給食センターでは異物混入防止に努めておりますが、あらためて関係者(調理従事者、給食食材納入業者含む)へ学校給食における異物混入防止に係る注意喚起を行います。
  • 学校給食の提供にあたっては、引き続き関係機関と協力し、安全安心な学校給食の提供ができるよう努めてまいります。

お問い合わせ

保健給食課 

茨城県取手市藤代700

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-83-6610

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