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茨城県警察から令和6年12月末時点の刑法犯認知件数が発表されました。
以下の図のように、茨城県の令和6年の刑法犯認知件数は21,095件で前年比で1,328件増加しています。これは全国10番目の件数で、人口10万人あたりの認知件数を指す犯罪率は全国3位の多さです。
内訳は、凶悪犯が前年比13件増加の135件、粗暴犯が前年比186件減少の1,169件、窃盗犯が前年比1,675件増加の16,464件、知能犯が前年比18件減少の1,017件、風俗犯が前年比101件増加の255件、その他が前年比257件減少の2,055件となっています。
いばらき防犯ファイルNo.61(PDF:363KB)(別ウィンドウで開きます)
その中で取手市は、令和6年の刑法犯認知件数は前年比7件増加の605件です。内訳は凶悪犯が4件、粗暴犯が57件、窃盗犯が394件、知能犯が47件、その他が103件で、人口1,000人当たりの犯罪率は県内32番目の5.833です。
前述した刑法犯の中で、窃盗犯の認知件数は茨城県全体と取手市のいずれも大きく増加しています。
窃盗犯には自転車や自動車が狙われる乗り物盗、空き巣や忍び込み等住宅や店舗が狙われる侵入窃盗などがあります。いずれも生活に密着した身近なものが狙われる犯罪なので、発生状況と対策を理解し、実践していきましょう。
乗り物盗は、茨城県全体で2,515件で前年比で397件増加しています。
取手市においても、前年比20件増加の143件の乗り物盗が発生しました。
内訳
これを人口1,000人当たりの犯罪認知件数である犯罪率にすると1.379で県内ワースト5位となってしまいました。
いばらき防犯ファイルNo.63(PDF:503KB)(別ウィンドウで開きます)
茨城県全体で住宅侵入窃盗の件数は、前年から213件減少の993件ですが、人口10万人あたりの犯罪率は35.2件で全国ワースト2位となっています。
侵入の手段は無施錠の窓や扉からが49.6%を占めています。また、侵入経路のうちの窓からの進入は空き巣と忍び込みの両方で6割を超えています。
取手市では、皆様の防犯の努力もあり、前年から発生件数を25件減らすことができましたが、17件の侵入窃盗事件が発生しました。
内訳
いばらき防犯ファイル(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
茨城県警察市町村別の認知件数・犯罪率(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
茨城県警察犯人に聞いてみた!「狙う家」「諦める家」(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
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