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万宝の星(まんぼうのほし)(JPG:1,330KB)(別ウィンドウで開きます)
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マンボウは一度に産む卵の数が3億個にも達する、最も多くの命を産む脊椎動物である。その大きな体を住処とする寄生虫は無数に存在し、一つの生命体でありながらまるで一つの星のように多くの命をはぐくんでいる生き物だ。水族館に足を運べばそのユーモラスな表情とフォルムと圧倒的な存在感で水槽を見上げる子供達の心を魅了している。昔の人は大地震が起こると「大きなナマズが地球の下で体を揺らしている」なんて今では馬鹿馬鹿しいような空想話を本気で信じていたように、もし地球が巨大なマンボウだったら?もし悲劇的な天災が世界中で起こっても少し感じ方が変わるだろう。そして日が照った快晴の空や、土砂降りの雨が宝物に感じるかもしれない。そんな僕なりの世界感をメッセージとして子供達に贈りたく本作品を制作しました。
取手市が所蔵する立体芸術作品を自分で操作しながら、3D画像や360度画像で様々な角度から鑑賞できるホームページ「とりでバーチャル美術館〈とばび〉」にも掲載しています。是非ご覧下さい。
とりでバーチャル美術館〈とばび〉(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
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