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請願(ひびき240号)
請願は、皆さんが国や県、市町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。
議会への提出は議員の紹介を通じて行います。
このページでは第4回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。
請願
請願の内容と議決結果は、次のとおりです。
請願第26号…請願不採択の場合、理由を明文化することを求める請願…不採択
提出者
小矢勝義
紹介議員
根岸裕美子
内容
- 請願が不採択の場合、その理由を明文化すること
- 判断根拠として箇条書きにて明記すること
- 目標年度は令和5年度とすること
- 根岸議員【賛成討論】
請願者の本意は不採択の理由を明文化できるだけの議論、意思表示を求めていると理解する。表決までの議論のプロセスが市民に十分に伝わっていないことは私たち議員の力不足と考える。賛成。
- 赤羽議員【反対討論】
請願には紹介議員がいる。議決後も請願者とコンタクトを取ることも議員として大切な役目。また、会議規則に、請願は採択すべきもの、不採択とすべきもの、このいずれかに議会が議決するものであり、取手市議会は賛否両論で十分に議論している。反対。
- 小池議員【反対討論】
市民が一生懸命に考え取り組んだ請願に対して、反対するときには、なぜ反対なのかの反対討論を行う誠実な努力が必要だと考える。しかし、現状では、反対討論がなかった場合には、議事録にないことを明文化することはできない。反対。
請願第27号 取手市議会だより「ひびき」の議案賛否表記の変更を求める請願―会派毎の表記をやめて、個人名表記へ変更する―…不採択
提出者
小矢勝義
紹介議員
根岸裕美子
内容
- 議案賛否表記を変更し、会派表記をやめて、個人名表記とすること
- 個人名表記は、議会の議席番号順とすること
- 目標年度は令和5年度とすること
議会報ひびき240号(概要版)の議決結果の記載内容
- 根岸議員【賛成討論】
市民は会派に投票するのではなく、その個人に投票している。そのことから考えると、会派よりも個人が優先されるべき。試験的に取り入れて市民の反応を見る価値はある。賛成。
- 赤羽議員【反対討論】
投票は、個人に対してするものであって、政党や政治団体に対して投票するのではないという発言があったが、どこの会派に属しているかも、選択する上での重要な情報になる。反対。
- 小池議員【反対討論】
今回の請願は、議会だよりひびきの内容を市民に分かりやすく魅力的なものへと、広報ひびき全体の充実を求めていると受け止めている。そして、この賛否結果の表記については、分かりやすい表記が必要だと考えるので、これまでどおりの表記でよい。反対。
請願第28号 「気候危機回避のため原発に頼らず再生可能エネルギーを柱とした脱炭素社会を目指す意見書」を国に提出することを求める請願…採択
提出者
河村敬子 他321人
紹介議員
根岸裕美子・関戸勇
内容
「気候危機回避のため原発に頼らず再生可能エネルギーを柱とした脱炭素社会を目指す意見書」を国に提出することを求めるもの
- 根岸議員【賛成討論】
請願者は、未来の地球環境に対して危機感を持っており、自分事として、自分の子や孫にどんな未来を渡していくかに真剣に向き合っている。それに応えるのは、直接政治に関わる私たちの責務。賛成。
- 関戸議員【賛成討論】
人類をはじめ地球上の多くの生命にとって温暖化を止めることは、まさに死活問題。若者や子どもたちに安心の社会を引き渡すためにも、再生エネルギーを柱にした社会の実現を目指すよう求める必要がある。賛成。
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