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取手市議会では、定例会などの会議のほかにもさまざまな活動を行っています。今回は、令和4年1月から4月上旬までの動きについてご紹介いたします。
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総務文教常任委員会において、令和2年度に新築された高井小学校放課後子どもクラブ室を360度カメラで事前に撮影した映像を、議場内スクリーンに投影するとともに、各議員はタブレット端末を使って映像を見たい場所に動かしながら視聴しました。また、視聴しながら気になった点等について、会議に出席している教育委員会の職員に質疑しました。
総務文教常任委員会では、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、令和2年8月12日にも公共施設の現地調査をオンラインにより行っており、今回も現地に赴くことなく、かつ初めて360度カメラを用いて現地調査を実施しました。
議会運営委員会で、市議会のインターネット配信に、360度を同時に撮影できる全方位カメラを導入しました。全方位カメラの導入により、視聴者がパソコンやスマートフォンを操作すれば、映像を上下左右に動かしたり拡大することにより、見たい場所を見ることができます。
平成30年の「女性議員による議会改革特別委員会」において「議事堂のバリアフリー化」が課題として挙がっていました。これまでは委員会の様子を1台の固定カメラで撮影して配信していましたが、体に障がいがあって傍聴に行くことが難しいかたが、より会議室での「傍聴」に近い形で会議の様子を見ることができないかという観点から、今回の導入に至りました。
配信動画を、市内の障がい者団体で構成する「とりで障害者協働支援ネットワーク」の方々に視聴してただいた後に、議会運営委員が意見交換しました。視聴していただいたかたからは、「車いすの人でも議場で傍聴できるのが一番だが、一歩進んだと思う。遠隔操作で好きなところを見られるのは素晴らしい。」と評価のお言葉をいただきました。
市議会議員と令和3年度新規採用職員とのコラボ事業を実施しました。新規採用職員とのコラボ事業は、平成29年から毎年実施しています。コロナ禍ということもあり、新規採用職員は取手市役所議会棟や藤代庁舎からオンラインで参加し、議員も自宅等からオンラインで参加しました。
議員は「なぜ取手市議を志したのか」「議会活動をしてきた中でよかったこと、苦しかったこと」などについて、新規採用職員は「なぜ取手市の職員を目指したのか」「入庁してからの目標や夢」「1年間働いてきた中でよかったこと、困っていること」などについて、それぞれ発表し、発表した内容について対話が行われました。テーマについて話し終わった後も、各グループで議員と新規採用職員が様々な内容の会話で盛り上がり、時間が足りないくらいの活発な対話となりました。
金澤議長・落合副議長が代表して、ウクライナ人道危機救援金として全取手市議から集めた11万5,000円を、日本赤十字社取手市地区長である藤井市長に手渡しました。
取手市では、ウクライナ各地で激化している戦闘により、多くの市民の死傷者が出ている状況を受け、人道危機対応および救援活動を支援することを目的として、日本赤十字社取手市地区で救援金を受け付けており、これに呼応したものです。
また、取手市議会は、2月28日、令和4年第1回定例会初日の本会議において、「ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案」を賛成多数で可決しました。