現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会の取り組み・活動 > 中学生との協働 > (令和6年度第1弾)戸頭中学校と市議会との協働事業 出前授業を開催しました
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11月12日に、戸頭中学校3年生と市議会との協働事業を開催しました。
今回は、「生徒の話し合いや提案に市議会議員の視点を」と「議場という場を生徒が実際に見て、そして体験してほしい」という、戸頭中学校からの2つの希望を良い形で実現できるよう、前半に議員が中学校を訪問する「出前授業」形式、後半に生徒の皆さんが議場に来場する「中学生議会」形式の2部制で実施することになりました。
そして、11月12日の5・6時間目、まずは議員13名と議会事務局職員3名が戸頭中学校を訪問し、生徒の皆さんと対話を行う「出前授業」を実施しました。
参加議員13名は1組、2組に分かれ授業が行われました。
担任の先生の号令で授業が開始。進行はクラスリーダー議員が務めます。
参加議員一人一人があらかじめ用意していた自己紹介画面を使い、ユーモアをまじえながら、自己紹介と「なぜ市議会議員になったのか」などを発表しました。
参加議員の自己紹介が終わった後は、まずは取手市議会を知ってもらうため、議会クイズ!
取手市議会議員の定数からはじまり、現在の取手市議会議員のちょうど3分の1が女性議員であることや、議場の傍聴席の座席数、議員の任期や現在市議会が取り組んでいる内容を織り交ぜ、緊張で硬くなっている場を和ませます。
場がほぐれたところで、本題の取り組みへ。
この後行われるグループでの発表に備えて、グループワークが行われました。
生徒の皆さんは、事前の授業の中で「取手市の課題を解決するために、市はどのような事業を行うべきか」について、グループで案を作成していました。その案について、発表に向けた最終的なまとめを行いました。
作成した案を生徒間で話し合ったほか、議員も生徒からの相談を受けてアドバイス。
この後行われる発表に向け、どのように話せば伝わるのかなど、議員としてのこれまでの経験を伝える場面も見られました。
最初は緊張した面持ちだった生徒も、一緒に案をまとめる共同作業の中で議員と徐々に打ち解けていきます。
生徒と議員の間の距離もぐっと縮まっていきました。
そしていよいよグループ発表。
「取手市の課題を解決するために、市はどのような事業を行うべきか」を、グループ全員で分担し、モニターを使って、生徒たち自身が作成したスライドを提示しながら発表しました。
準備期間が短かったにもかかわらず、グラフや写真なども随所に織り交ぜられ、分かりやすく工夫された説明でした。
最後に、参加議員一人一人から、各グループの発表に対しての感想や、後半に行われる中学生議会に向けてアドバイスしました。
後半の「中学生議会」は、対話の場を議場に移して行われます。
「中学生議会」に向け、各クラスリーダー議員から議場の紹介と簡単な中学生議会の流れを説明。
最後に挨拶が行われ、今日の出前授業は終了となりました。
今日の参加議員からのアドバイスを生かしながら、素晴らしい中学生議会となることを楽しみにしています!