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食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。一年間に日本全体で、約472万トン(家庭から約236万トン、事業者から236万トン)廃棄されていると推計されています。
(出典:農林水産省及び環境省「令和4年度推計」)
量にすると、毎日1人あたりお茶碗約一杯分のごはんの量(約113グラム)が捨てられています。
家庭における食品ロスの発生原因は次のとおりです。
厚くむき過ぎた野菜の皮など、食べられない部分を除去する際に過剰に除去された食べられる部分。
賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの。
食卓にのぼった食品で、食べきれずに廃棄されたもの。
食品ロスをなくすためには、一人ひとりが「もったいない」を意識して行動することが大切です。
三ない運動は「買いすぎない・作りすぎない・食べ残さない」を心掛け、実践する運動です。
三きり運動は「料理は食べきる・食材は使い切る・生ごみの水切り」を心掛け、実践する運動です。
生ごみの水切りは、水分を多く含んだ生ごみが焼却処分されることで、焼却炉のエネルギーを多く使用することになり、二酸化炭素の増加に影響を及ぼすため、心掛けが必要になります。
生ごみ処理機等(電気式、容器式、コンポスター)を使用し、生ごみを堆肥化しましょう。
市では、生ごみ処理機等の購入に補助金を支給しています。
また、段ボールを使った「段ボールコンポスト」や、黒土を使って生ごみを分解する「キエーロ」の作り方を紹介しています。是非ご家庭で実践してみてください。
飲食店、小売店の皆様の取組でも、発生する食品ロスを減らすことができます。食品ロス削減の取組についてご協力よろしくお願いいたします。
茨城県では、外食産業の食品ロス削減に向けた「いばらき食べきり協力店」という取り組みを実施しています。飲食店及び宿泊施設の皆様も食品ロス削減にご協力していただけますよう、よろしくお願いします。