現在位置 ホーム > 文化活動・観光 > 生涯学習・スポーツ > 「生涯学習・スポーツ」の講座・イベント > 【募集終了】市民大学東京大学EMP特別講座「メタバース思考」
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東京大学EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)は、東京大学が持つさまざまな分野の最先端の知識と思考を身につけ、教養や洞察力、柔軟性などの高い総合力を備えた人材を育成するためのプログラムです。取手市では、このプログラムの支援を受け、特別講座を実施しています。今回は「メタバース思考」という演題で特別講座を実施します。
稲見教授が研究している「自在化身体」とは?
現在我々はSociety4.0とも位置付けられる情報化社会に生きている。そして情報化とは脱物質化・脱身体化とも換言できる。情報化により様々なサービスやビジネスが生まれた。今回のコロナ禍であっても、大学や企業において講義や会議を辛うじて行うことができたのも情報化の貢献といえる。しかしながら、現状の遠隔会議システムをはじめとする情報ツールを介したコミュニケーションにおける身体性の喪失により、諸問題が顕在化しつつある。
テレイグジスタンス技術やアバター技術、触覚技術などは情報化社会に身体性を取り戻す、いわばポスト身体社会を目指した試みともとらえることができる。本講義ではポスト身体社会における多様な身体性を扱うための研究「自在化身体」について紹介するとともに、Society5.0における「こころ」と「からだ」の新たな関係を展望する。
チラシ「メタバース思考」(PDF:1,443KB)(別ウィンドウで開きます)
稲見 昌彦 氏(東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター 副所長/教授)
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)。電気通信大学、慶應義塾大学等を経て2016年より現職。自在化技術、人間拡張工学、エンタテイメント工学に興味を持つ。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞・科学技術賞(研究部門)などを受賞。情報処理学会理事、日本バーチャルリアリティ学会理事、日本学術会議連携会員等を兼務。著書に『スーパーヒューマン誕生!人間はSFを超える』(NHK 出版新書)、『自在化身体論』(NTS)他。
令和6年10月31日(木曜日)午後1時から午後3時(開場は正午より)
取手ウェルネスプラザ 多目的ホール
無料
400名(先着)
(注意)応募を締め切らせていただきました。
お申し込みされていないかたで参加を希望されるかたは、キャンセル待ちができますので、講演10分前までに受付にお越しください。
市民大学東京大学EMPの講師の著作を展示したコーナーを設置しました。
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