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更新日:2023年11月13日

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さくらまやさん監修!市内高校生による「ほどよく絶妙な街歩き」を取材

放課後ワークショップ

取手市PR大使のさくらまやさんと、市内の取手松陽高校による交流事業「さくらプロジェクト」。昨年に続き、今回の交流事業においても、有志メンバーによるさくらさんとの「放課後ワークショップ」が行われました。

今年度の放課後ワークショップでは、「取手市の魅力発見・発信」を考えた、市内の魅力を発見する「ほどよく絶妙な街歩き」が企画・実施されました。

魅力とりで発信課では、11月3日に開催された街歩きを取材してきました。

関東鉄道常総線 稲戸井駅前から街歩きスタート!

当日の朝は、午前7時50分に稲戸井駅前に集合。街歩きは、説明や案内を担当する生徒さんの自己紹介からスタートしました。

学生らしき人が並んでいる人にプリントの入った封筒を渡している写真
生徒さんたちから参加者へ資料が手渡される

龍禅寺へ

稲戸井駅を出発し、まずは1箇所目の龍禅寺へ。龍禅寺は939年(天慶2年)の創建と伝えられる天台宗の寺院で、近くにある「桔梗塚」とともに、将門伝説と深いつながりがあると言われています。

お寺の境内らしき建物の前に人々が複数人立ち、何かを話している様子。
キンモクセイの木からは、盛りは過ぎたものの、うっすらと良い香りが漂っていた

三仏堂

敷地内を歩き、国指定文化財である三仏堂の前へ移動。生徒が原稿を手に、参加者の皆さんに、三仏堂の説明を行いました。

かやぶき屋根の建物の前に若い男性が立って何かを話し、手前に並んだ人々がそれを聞いている様子。

三仏堂の前で参加者への説明を行う

関東鉄道で取手駅へ

龍禅寺見学の後、一同は稲戸井駅へ戻り、次の目的地の最寄り駅、取手駅を目指します。今回の街歩きでは、市内の交通を支えてくれている「常総線」に乗ることも目的の一つだったのだとか。「実は常総線に乗るのは初めてです」という参加者のかたもいました。

駅にて切符を買おうとして料金表を見上げている複数の人々の写真

取手駅から長禅寺・三世堂

取手駅到着後、徒歩で長禅寺へ。ここでも、生徒さんが調べ学習の成果を発揮します。

長禅寺は朱雀天皇の代の931年(承平元年)の創建と伝えられる臨済宗妙心寺派に属する寺院です。駅近くでありながら、境内は静かで、心地よい趣に包まれていました。

三世堂は県指定文化財です。外観は2層ですが、内部は3層で、1層目には坂東三十三か所観音札所、2層目には秩父三十四か所観音札所、3層目には西国三十三か所の各本尊の写しを安置しており、合計百体の観音像を安置していることから百観音堂とも呼ばれています。

内部は、全国でも5棟しか見られない「さざえ堂」の形式で、順路にそって進めば堂内で参拝者が交差せずにまわることができます。

長禅寺の三世堂の前に学生らしき女性が立って何かを話している様子。

八坂神社拝殿・本殿

続いて、徒歩で八坂神社へ。樹齢300年以上のご神木・大銀杏が出迎えてくれました。

生徒さんの説明を聞き、参加者の皆さんは本殿の周囲をぐるりと周りながら、精巧な彫刻を観察しました。

神社の境内の前で何かを説明する若い男性とそれを手前で聞いている人々の様子。

おみくじタイム

本殿近くにあった各種のおみくじ。その中でも目を引いたのが「バスみくじ」です。釣りをする要領でバスについたわっかに針をひっかけ、口内におみくじをくわえたバスを釣り上げます。

1人がおみくじを引くと、皆が自分の興味のあるおみくじをひき始め、「吉だった!」「私はこっちのおみくじにしよう」など、おみくじタイムとなったのでした。

釣り竿の模型のような物が釣果入れの横にかけられ、そのそばで箱をのぞき込む人たちの様子。

休憩・小堀の渡し場見学

その後、市民会館・福祉会館で休憩。

小休憩のあと、一部の有志で小堀の渡し場見学に。残念ながら今回の街歩きでは乗船はかないませんでしたが、河川敷の美しいコスモスを楽しみました。

陶器を机に並べる人とそれを買おうと列をなして選んでいるの写真。
この日開催されていた文化祭の陶器チャリティ販売の様子。多くの人で賑わっていた

お茶とパンで休憩をとっている若い男性2人の写真

お茶を飲んで休憩している女性2人
パンダカフェで休憩

小堀の渡しの船着き場を見学する人々の様子。
有志たちは休憩時間を利用して小堀の渡しの船着き場を見学

満開のコスモスの花を見ている2人の女性
船着き場の近くではコスモスが満開に

旧取手宿本陣染野家住宅

続いて、旧取手宿本陣染野家住宅を見学。生徒の説明のあと、皆で中を見学します。

上がってすぐの場所で、修復の際の記録映像を皆で鑑賞したり、敷地内にある水戸藩代9代藩主・徳川斉昭の歌碑を見学にいったり、思い思いの場所をじっくり見学しました。

かやぶき屋根の本陣の建物の外に立って説明を聞く十数人の人々

本陣印

本陣では、街歩きの記念として、参加者用に「本陣印」を入手。担当の生徒が1枚1枚スタンプを押し、手書きで日付を入れて準備しました。

中腰で、机の上で何か作業をする2人の人の様子。1人はスタンプ押し、一人は何かを筆記している様子がわかる写真。
参加者が見学中、お土産用の本陣印を押印し、丁寧に日付を入れていく生徒たち

本陣印を複数枚並べて撮影した写真

小文間城址

その後、バスおよび徒歩で移動し、小文間城址へ。「城址」のため、建物などは残っておらず、盛り土など、遺構と思われる箇所をめぐりながら生徒さんの説明を聞きます。

森の中で話しをする人々。一人が何かを説明し、他の人がそれを聞いている様子。

崖の上に、さらに登りづらくなるような盛り土のあとなど、外敵の侵入をふせぐためと思われる遺構が。知らなければ気がつかないかもしれません。

生徒の手づくり!御城印

小文間城と下高井城の来場記念の御城印。赤い色の城のデザイン判子に家紋、城名が入っている。
ここでは、なんと取手松陽高校オリジナルの御城印がお土産として配布されました。今回の街歩きでは高井城趾には訪問できませんでしたが、生徒たちがいろいろなルート、訪問場所を考えた際に作成した御城印が、お土産として参加者に手渡されました。

城のデザインは取手松陽高校美術科の生徒が、習字の文字は書道部の生徒さんが書いたものとのこと。参加者のみなさんは、生徒手作りの御城印を受け取って嬉しそうでした。

サプライズ!バス停にさくらまやさん登場!

小文間城址を見学し、最終目的地である取手松陽高校へ向かうため、バス停へ。なんとそこに取手市PR大使のさくらまやさんが登場。

バス停のそばに集まっている人々の写真

記念写真を撮影している女性達の様子。ピースサインをしている。
参加者や先導役の生徒と記念撮影するさくらさん。みなさん、驚きながらもとても嬉しそうです。

バス停のそばで話をしている若い女性と年配の男性
バスを待つ間、参加者のかたとお話をするさくらさん。

さくらさんは、そのまま参加者の皆さんとバスに搭乗し、取手松陽高校へと向かいました。

坂道を下ってくる人々。

映画鑑賞

取手松陽高校では、取手市在住の西中拓史監督の作品「さえない私たち」を参加者全員で鑑賞。この映画には、取手松陽高校の演劇部の生徒たちが出演していました。

暗い部屋で投影された映画を見ている人たち。
参加者全員で映画鑑賞。この日は取手松陽高校OBの皆さんもいらしていました。

鑑賞後は、参加者の皆さんの感想報告や、西中監督と出演した生徒さんとのミニトークショーが開催され、さくらまやさんも、最後に監修役としてご挨拶。

男性と生徒が2人で教室前にたち、何かを話している。それを聞いている人たちが手前に座っている。
会場のかたからは「感動した」「よくまとまっている」など、好意的な感想が聞かれた

若い女性が教室の前に立ち、何かをスピーチしている様子
今回の街歩きの監修役として挨拶するさくらさん

小文間城と書かれた御城印を手にして微笑む短髪の若い女性の写真
最後に松陽高校オリジナルの御城印を手に笑顔を見せてくれたさくらさん

こうして、高校生が企画・実施した街歩きが無事に終了しました!取材に協力してくださった参加者の皆さん、生徒の皆さん、先生がた、そしてさくらまやさん、ありがとうございました!

お問い合わせ

魅力とりで発信課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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