現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 市長・副市長・教育長 > 副市長 黒澤 伸行 > 生活環境を維持するためのし尿処理施設(副市長 黒澤伸行)
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副市長の黒澤です。早いもので今年も残すところ僅かとなりました。今年4月にご縁をいただき、取手市副市長を拝命して以来、一部事務組合が運営する施設等を巡りながら市に関連する事項の理解を深めてまいりました。これまで視察した一部事務組合については、以下のページをご覧ください。
今回は、一部事務組合の龍ケ崎地方衛生組合を訪問しました。同組合は、取手市を含めた茨城県南8市町村から排出された「し尿及び浄化槽汚泥」を処理する事業を運営しております。当市では、下水道が整備されていない地域に住む方々または施設が排出するし尿等の処理を同組合にお願いしています。
訪問当日は、し尿処理施設内にある各装置などを伊藤副市長とともに巡るなかで、(1)各地域から収集されたし尿や浄化槽汚泥が、設備内の微生物の働きにより、脱水汚泥と処理水に分解されること、(2)生成された脱水汚泥は、堆肥化するリサイクル施設へ運搬、また、処理水は公共下水道へ排水がそれぞれなされること、(3)これらを含む、し尿等を処理する一連の工程に約5日間を要することなどを伺いました。
住民の生活環境を維持するためには、一部事務組合をはじめとした多くの公共機関が関わっています。今後も、視察等の様々な経験を通して、公共施設や機関への理解を深めたいと思う一方で、このページをご覧になられた皆様がそれぞれの施設・機関がもつ役割を理解する一助になることを願っています。