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更新日:2021年10月28日

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オンラインを有効活用!ウィズコロナへの挑戦(ひびき235号)

取手市議会では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「三密」をできるだけ避けるため、オンライン会議システムを活用し、普段行っている事業をオンラインでできないか挑戦してきました。今回は、8月から10月中旬までの議会の動きについてご紹介します。

8月

8月12日 総務文教常任委員会 オンライン現地視察

8月12日、総務文教常任委員は、大規模改修工事が行われた藤代南中学校、消防本部、福祉会館をオンラインで現地視察しました。現地視察をオンラインで行ったのは初めての試みでした。委員は自宅からタブレットを用いて参加し、現地では担当課職員と議会事務局職員が説明や動画中継を行いました。別の職員が次の視察施設で待機しておくことで、各施設間の移動時間をなくすこともでき、効率的な視察が可能になりました。終了後の委員の感想では、「課題はあるが、現地に行くのとほぼ変わらない」という声が多く寄せられました。

改修した藤代南中学校の体育館2階から男性職員2人がタブレットを用いて、オンライン参加している議員に説明している写真

8月19日 オンラインでICT研修会

8月19日、早稲田大学マニフェスト研究所ローカル・マネージャーの長内氏を講師としてお招きし、「ICT活用で議会が変わる・地域が変わる〜取手市議会デモテックとは〜」をテーマにオンライン研修会を行いました。全市議(24人)と全議会事務局職員(7人)のほか、デモテック宣言による取り組みを連携しているマニフェスト研究所の中村氏、東京インタープレイの米田氏、金氏にもご参加いただき、討議が行われました。討議では、オンライン会議システムの「分科会」機能を使用し、全体グループから4人程度の小グループへ分かれた後、討議。討議終了時に全体グループへ戻り、討議内容を発表するという形で進められ、活発に意見が交わされました。

9月4日 タブレット表決実施 デモテック戦略特別委員会設置

9月4日の本会議において、岩澤議員ほか6名から提出された「デモテック戦略特別委員会設置に関する決議案について」が可決されました。
その上で、「デモテック戦略特別委員会の設置の件」について、タブレット端末内にある会議システム「SideBooks(サイドブックス)」を用いて表決を行い、全員賛成で可決しました。
タブレット表決システムを用いた表決は、取手市議会として初めて実施しました。これまでの表決は、議席に配置された表決ボタンを押すことによって行っていましたが、この表決ボタンは令和2年9月末日をもって使用をやめ、タブレット表決システムを用いた表決に完全に移行します。

デモテック戦略特別委員会の委員は、落合委員長、海東副委員長、鈴木・関川・石井・細谷・赤羽・遠山委員です。

デモテック戦略特別委員会の詳細については、次のページを御覧ください。
デモテック戦略特別委員会を設置 タブレット表決を実施しました

9月4日 会議規則・委員会条例改正

9月4日、議会運営委員会から委員会提出議案として、会議規則と委員会条例の改正案が提出され、全員賛成で可決されました。
この改正案は、災害の発生、感染症のまん延等のやむを得ない理由がある場合に、委員がオンライン会議システムにより委員会の会議に出席することを認め、会議室に集まることなく、討論と表決を除く部分について出席委員として議事に参加できるようにするものです。

改正案は以下の通りです。

委員会提出議案第1号 取手市議会会議規則の一部を改正する規則について(PDF:59KB)(別ウィンドウで開きます)

委員会提出議案第2号 取手市議会委員会条例の一部を改正する条例について(PDF:53KB)(別ウィンドウで開きます)

10月

10月1日 取手市制施行50周年 取手市議会メッセージ

令和2年10月1日は取手市制施行50周年の節目の日です。コロナ禍という大変な中ではございますが、この大きな節目の年を迎えられたことに、これまで取手市・取手市議会の発展にご協力・ご尽力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
市制施行50周年記念に寄せた取手市議会のメッセージ動画リンクを掲載しています。
市制施行50周年の取手市議会メッセージ(外部リンク)(市議会Youtubeサイトが別ウィンドウで開きます)

最初のバーチャル背景は、取手市の観光・イベント・自然・風景・歴史・文化財・取手市にゆかりのあるアーティストの作品等です。
2枚目の背景は…オンライン会議システムの機能を駆使した映像となっております。最後までぜひご覧ください。

10月2日・9日・13日 初!オンラインで模擬本会議

現在、本会議については、「議場に参集」することが前提の地方自治法をはじめとする法令があり、オンラインで行うことはできないとされています。法令のほかにも、機器・アプリケーションの問題など様々な制約があります。取手市議会は、それらの課題を見出し、解決するために大学や事業者等と連携してそれぞれの知見を発揮することで「未来型地方公共団体議会」の形作りを目指しています。

10月2日・9日は、議員全員がオンラインで参加する形の模擬本会議が行れました。
10月2日は、令和2年第3回定例会の議事を抜粋して行われ、議案・請願の上程から採決までや一般質問などの一通りの議事を試行しました。
10月9日は、市議会議員選挙の後初めて行われる議会(通称「初議会」)を行い、議長選挙などを行いました。

議場スクリーンにオンライン参加している約20人の議員が映っている。

10月13日は、議員の半数がオンラインで、他の議員は議場で参加する混在型の模擬本会議を行いました。混在型議会は初めてのため、通常議会と初議会の両方の議事を抜粋して、一通り試行しました。
模擬市長役として一般社団法人地域経営推進センターの中村氏、模擬請願提出者として早稲田大学マニフェスト研究所の長内氏、模擬傍聴人及び参考人として東京インタープレイ株式会社の米田氏と金氏に御参加いただき、本番さながらの白熱した討論等が行われました。

スクリーンに映るオンライン参加の模擬市長に対し、議場の質疑席で起立し質疑する染谷議員

オンライン模擬本会議の詳細については、次のページをご覧ください。
オンライン模擬本会議を実施しました

10月6日 総務文教常任委員会が過去の小貝川決壊箇所を現地視察

10月6日、総務文教常任委員は、過去(昭和10年・昭和25年・昭和56年)に小貝川が決壊した箇所の現地視察を行いました。現地視察に先立ち、国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所の地域防災調整官から、これまでの水害の歴史や、利根川・小貝川の地域的特性等の講義を受けました。昭和56年の小貝川の決壊を経験している委員もおり、なぜ決壊してしまったのか、また、今後はどのように水害を防いでいけばよいのかといった観点から、現地を見ながら、様々な質疑応答が交わされました。

また、現地視察の様子をオンライン会議アプリZoom(ズーム)を用いてライブ配信し、現地視察に参加していない一部の議員も自宅等から視聴していました。

小貝川の過去の決壊箇所の土手上で視察する7人の議員と職員の写真

10月7日 マニフェスト大賞 優秀マニフェスト推進賞受賞!

今回(令和2年)で15回を迎えたマニフェスト大賞(主催マニフェスト大賞実行委員会)において、取手市議会・取手市議会事務局が、「優秀マニフェスト推進賞 議会部門」を受賞しました。第12回、第13回の連続受賞から2年ぶり3回目の受賞です。

全体で2,842件の応募があり、エリア選抜として、9月29日(火曜日)に取手市議会・取手市議会事務局を含む138件の議会や団体等がノミネート。この138件の中から、10月7日(水曜日)に、「優秀マニフェスト推進賞 議会部門」として、取手市議会・議会事務局、岩手県 奥州市議会、東京都 墨田区議会事務局、神奈川県 よこすか未来会議(横須賀市)、新潟県 上越市議会が受賞しました。

11月13日の授賞式にて、グランプリや最優秀賞の発表があります。

各団体の応募概要など、マニフェスト大賞の詳細は、次の「マニフェスト大賞ホームページ」のリンクからご覧になれます。
マニフェスト大賞ホームページ(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)

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議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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