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請願(ひびき252号)
請願は、皆さんが国や県、市区町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。議会への提出は議員の紹介を通じて行います。
このページでは第2回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。
請願
請願の内容と議決結果は、次のとおりです。
請願第1号 取手駅西口再開発事業に係る「図書館等複合公共施設整備計画」基本構想に関する請願…不採択
提出者
取手駅前開発を考える会 遠藤 俊夫 ほか592人
紹介議員
遠山智恵子
請願事項
取手駅西口再開発事業に係る「図書館等複合公共施設整備計画」基本構想は、市民の声を十分反映し、将来を見据えたしっかりした図書館行政計画に基づいたものとすること
討論内容
- 加増議員【賛成討論】
図書館をつくるには、市民の声を十分に聞き、将来を見据えた図書館行政に基づくべきというのが請願の願意。図書館構想と計画もなく、専門機関での検討を行わずに、取手駅前への図書館移転計画を発表することは、行うべき行政ルールが守られていない。駅前再開発事業は、公共施設導入ありきで拙速に進めるべきではない。賛成。
- 細谷議員【反対討論】
図書館についての希望はよく分かるが、今、問われているのは、再開発ビルに入れることの是非である。このことについて語られてなく、この請願を検討しようがない。また、図書館の移転にあたっては、どのような図書館をつくっていくのかということは、図書館協議会など様々な手続きを取らなければならないと思われ、現在この取手駅西口について進められている再開発ビルの議論と、この請願は全くなじまない。反対。
請願第2号 取手駅西口A街区再開発事業の再検討を求める請願…不採択
提出者
取手駅前開発を考える会 遠藤 俊夫 ほか583人
紹介議員
遠山智恵子 本田和成
請願事項
- 取手駅北土地区画整理事業は速やかに完了(基盤整備工事と地権者の使用収益の開始)させること。
- A街区再開発事業は、再開発ビルへの公共施設整備計画の可否を含め、市民の意見を十分聴取し、図書館協議会や教育委員会にきちんと諮るなど、必要な手続きを踏み、市の財政支援は適切なものとなるよう配慮するなど、事業計画を再検討すること。
討論内容
- 加増議員【賛成討論】
市は図書館等複合公共施設整備計画を発表したが、80億円もの公金を投入する計画であり、図書館の目的・在り方などを教育委員会や図書館協議会などに諮ることは当然であり、その手続きを踏まず市広報に発表した。この請願は、再開発ビルへの公共施設整備計画の可否を含め、市民の意見を十分聴取し、必要な手続きを踏み、財政支援が適切なものとなるよう再検討を求めるもの。賛成。
- 細谷議員【反対討論】
請願者は8名の地権者への多額の公金投入はおかしいと言うが、共同ビルの一部を使って、滞留性、回遊性、白山に抜ける便利な空間をつくっていくことが西口共同ビルのコンセプトであり、地権者の問題ではなく10万市民が利用するもの。公金も、決められた制度・比率であり、不公平なことはない。駅前をにぎわいのあるものにできるかを十分考えてほしい。反対。
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