現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会の取り組み・活動 > 受賞歴(議会改革度ランキング・マニフェスト大賞) > NHKいば6に取手市議会の話題が取り上げられました
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取手市議会は、NHKの取材を受けました。今回、取材の対象となったのは、市議会事務局職員で「地方公務員アワード2021」に選出された、岩崎弘宜(いわさきひろまさ・「さき」は正式には立崎)次長です。
岩崎次長は、長年にわたり、議会事務局職員として在籍し、「議会愛」をもって議会改革に取り組み続ける活躍ぶりは、以前から全国にまで活動の場を広げています。NHK水戸放送局は、数日間をかけて取材されました。
(注意)この取材内容は、11月11日(木曜日)、午後6時10分から午後7時の「いば6」で放送されました。
地方公務員アワードとは、地方公務員の他薦をもとに、活躍する現役の地方公務員が審査を行い、『地味』『派手』を問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員を表彰するものです(株式会社ホルグ主宰)。活躍する公務員の成果やノウハウに光をあて、高い成果をあげた職員の活躍を一般市民や他自治体、メディアに共有し、地方公務員がより力を発揮できる環境を構築することを目的とした取り組みとして知られます。
今年の受賞者については「地方公務員アワード2021 受賞者」と入力しインターネット検索をお願いいたします。
これまで取手市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所が主催する「マニフェスト大賞」の優秀成果賞2年連続受賞や全国初の議会・議会事務局連名での同賞受賞、そのほか優秀マニフェスト推進賞と審査委員会特別賞のダブル受賞など、多くの受賞歴があります。
また、昨年は新型コロナ感染症が流行し議会活動が大きな制約を受けるなかで、議会の権能を発揮し続けるために、全国に先駆けてオンライン議会への第一歩を踏み出したことが大きな契機となり、今年の「議会改革度調査2020」(早稲田大学マニフェスト研究所)において全国1位を獲得しました。
(写真は「議会改革度調査2020」ランキング発表を議場で視聴した議員・議会事務局職員)
これまで岩崎次長は、これらの取り組みにおいて牽引的な役割を果たしてきました。そのほかにも全国の地方議会から積極的な視察を受け入れ、講師としても活動の場を広げたほか、今年度からは、茨城県南の阿見町議会での議会改革アドバイザーを務めるなど、活躍の場はいまや取手市議会だけにとどまりません。
今回の受賞は、取手市議会の先進性を支え続けたことに対し、取手市議会のみならず、阿見町議会および同議会事務局の皆さんからの推薦を受けてのものです。
次の推薦文で取手市議会・取手市議会事務局は推薦をいたしました。
全国から訪れる視察の議員が、終了後に握手を求め、記念撮影を申し出る。「岩崎さんは公務員じゃないですよね、誉め言葉として」――知人の一言が的を射ている。議会事務局25年の圧倒的な経験と、それだけでは養われない情熱が持ち味だ。
議会改革を進めるアイデアの豊富さには、だれもが感心する。中学生と実施する議会では、当日の選挙で議長を決め、生徒が考え抜いた政策を生徒が議論して否決もあり得る実践形式。女性議員だけの特別委員会が立ち上がると、県内全女性議員に声をかけて集め、会場を笑いの渦に巻き込みながら意見を引き出す。既存のワールドカフェでは物足りず、相撲の対戦要素を組み込んでの議員と新採職員の対話ゲームでは、『軍配』を握り行事役に扮する。コロナ禍でも議会はできると、事前に学んでいたオンライン会議の手法を取り込んで道を開いたと思えば、その手法を研究するために産官学で協定を結び、約400万円相当の市財政軽減にも寄与。常に三歩先を考えている。
サービス精神もハンパではない。防災訓練で、自動車禁止・抜き打ちで議員を集めたかと思えば、前日から仕込んだ手作りの豚汁で出迎える。聞いている人を楽しませるためには、全国レベルのプレゼンの場でコスプレをして駅員に扮したり漫才で会場を沸かせる。市町合併後の職員同士の交流を図りたいと中心で立ち上げた趣味のマージャンサークルでは、自ら打ったうどんや料理を振る舞いつつ、お互いの業務や市政を熱く語り合う。
取手市議会は議会改革度調査2020で全国1位となった。同事務局で次長を務める岩崎さんは「議会改革のメニューは示す。実践するのは議員の皆さん」と裏方を標榜するが、「議員の向こうには何万人の市民がいる」という、基本路線の芯はブレない。市民がいて議員がいる。そこに圧倒的な情熱とホスピタリティで向き合う。彼は言う。「議会愛」だと。
公務員アワード受賞やこのたびの取材など、身に余る光栄とはこのことです。皆さんに御礼と感謝の言葉しかありません。これまで楽しく仕事をさせていただいた皆さんに「ありがとう」です。
このたびのNHKからの取材依頼があった際、記者さんに「私っ?視聴率取れないし、そんなネタないですよ」と申しましたが、記者さんから「藤代町議会事務局職員時代からの歴史がありますから、ぜひ」との熱い依頼に、心動かされ、このような機会はないのでお受けさせていただきました。(NHKさん、ありがとうございます)
「議会愛」という言葉は、取手市議会の議会改革度ランキング第1位などにより、「ふざけて言ってたんじゃないんだ」「議会愛実ったね」といったお言葉を、私を知る全国の議会関係者からしばしばいただくようになり、嬉しい限りです。
当たり前のことですが、これからもただただ一生懸命、これまでどおり頑張ってまいります。取手市にも、阿見町にも、また全国に素晴らしい職員はおります。取手市議会・取手市・阿見町議会・阿見町はじめ全国の頑張ってる公務員を温かく応援お願い申し上げます。