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一般会計決算審査を踏まえて提言書を提出

令和6年10月1日、一般会計予算・決算審査特別委員会における提言書を岩澤議長から中村市長へ手渡しました。

一般会計予算・決算審査特別委員会では、9月13日から18日にかけて令和5年度一般会計決算認定審査を行いました。また、7月には執行機関に重点項目調査を実施しました。その結果を踏まえて、一般会計予算・決算審査特別委員会の佐藤委員長から岩澤議長に執行機関への提言を依頼したものです。

今回の提言では、次の2項目について市長へ提言しました。

1. 教員不足への対応として、教員を集めるための工夫をさらに図ること。
2. 移住・定住化促進の柱として、結婚新生活支援事業制度の拡充を図ること。

提出した提言書は、次のリンクからご確認いただけます。

一般会計予算・決算審査特別委員会における提言について（PDF：35KB）（別ウィンドウで開きます）

提言書の提出に至るまでの経緯

5月・6月に決算審査に向けての協議を開始

令和6年5月10日に一般会計予算・決算審査特別委員会を開催し、令和6年第3回定例会での令和5年度一般会計決算認定審査に向けての協議が始まりました。令和5年度決算審査の進め方について各会派から様々な課題が提起されたほか、令和5年度の決算認定に向けた調査を委員会として行っていくこと、また調査項目は、市が効果的かつ効率的な行政運営を推進するために毎年度設定し、その評価を公表している市の「重点事業」から選ぶことを決定しました。その後、委員ひとりひとりが令和5年度重点事業の190項目に及ぶ評価対象事業を確認したうえで、委員会として調査が必要と思われる項目を委員長に報告しました。6月20日に再び委員会を開催して委員間討議を行い、12項目について委員会として重点的に調査することとし、委員を2班に分けて分担して調査を行っていくことを決定しました。

7月に執行部への重点項目調査を実施

6月20日の委員会以降、重点調査項目とされた12項目について、委員は班単位で調査を進めました。その調査の過程の中で出た疑問点などについて、7月11日に第1班の委員が、7月12日に第2班の委員が執行部の職員に対し調査を実施し、その後、調査結果を重点調査シートにまとめ、委員長に報告しました。

各班からの報告された重点調査シートは次のリンクからご確認いただけます。

令和5年度一般会計決算審査における重点調査シート（第1班報告分）（PDF：134KB）（別ウィンドウで開きます）

令和5年度一般会計決算審査における重点調査シート（第2班報告分）（PDF：125KB）（別ウィンドウで開きます）

8月に重点調査項目調査の結果についての委員間討議

各班からの重点調査シートの報告を踏まえ、8月9日に委員会を開催し、課題の有無、課題を解決するための策はあるのかなどの視点から各班の委員による報告を行い、全委員で調査結果の共有を行いました。また、各班からの報告内容に関しての委員間討議も行われ、重点調査項目に対する理解を深めました。そのほか、9月の決算審査の進め方についても正式に決定しました。5月から行ってきた一連の令和5年度決算審査に向けた準備が整い、今回行ってきた重点項目の調査結果を十分に活用し、決算審査に臨むことを確認しました。

令和5年度取手市一般会計決算認定審査

令和5年度一般会計決算の認定審査のための委員会は、令和6年第3回定例会の会期中の9月13日、17日、18日の3日間にかけて行われました。委員会として重点的に調査した項目はもちろん、各委員は令和5年度一般会計決算認定について、それぞれ質疑を行ったほか、2日目の委員間討議を踏まえて、9月18日の委員会3日目には山野井副委員長が委員会を代表し総括質疑を行いました。また総括質疑決定のための委員間討議で挙げられた意見のうち、副委員長による総括質疑に取り上げられなかった内容について、希望した各会派代表委員による総括質疑が行いました。

その後、討論、採決が行われ、令和5年度一般会計決算の認定については、賛成多数で認定されました。

提言書の取りまとめ

9月18日の一般会計予算・決算審査特別委員会での令和5年度決算認定の採決後、令和7年度一般会計予算編成に向けての委員間討議を行い、委員会として市に提言すべき事項を協議し、提言事項をまとめました。その後、9月24日の令和6年第3回定例会の本会議で、令和5年度決算は賛成多数で認定されました。委員会で取りまとめた執行機関に対する提言事項は、9月24日の令和6年第3回定例会散会後に、佐藤委員長から岩澤議長へ手渡されました。