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令和5年9月26日に取手ウェルネスプラザにおいて、市民大学特別講座「健康づくりの公衆衛生的アプローチ」をこども家庭庁成育局母子保健課長の木庭愛先生をお招きして実施し、238名の申し込みがあり、多くのかたにご参加頂き、大盛況でした。公衆衛生や感染の歴史、WHOの役割、実際に各機関で勤務されて取り組まれたこと、茨城県庁時代の新型コロナウイルス感染症対策とデータ分析と判断、生活習慣改善の取り組み、少子高齢化に伴う課題など、データを用いて分かりやすく講義いただき、受講者のかた々も理解を深めることができました。受講者からはパンデミック、WHO等の歴史的位置づけがよくわかりました」「発展途上国での公衆衛生の重要性が理解できました」「人との交流がさかんになってきているので、いろいろな面で注意が必要かと思います」とのお話が多く寄せられました。
市民大学講座は、市民のかたの「知りたい・学びたい」というニーズに応えるもので、健康や環境、歴史など様々な分野の講座を実施しています。なお、市民大学講座はどなたでも受講できます。今回の市民大学講座は取手市出身、在住で、現在こども家庭庁の現役の課長の木庭氏のお話です。茨城県保健福祉部長として、県の新型コロナウイルス感染症対策を執られた経験から、茨城の健康・保健の課題について、また、4月から発足したこども家庭庁で進める施策等についてお話いただきます。
チラシ「健康づくりの公衆衛生的アプローチ」(PDF:346KB)(別ウィンドウで開きます)
健康を維持、向上させるため、社会全体で取り組む活動や政策について、県の健康、保健に関する課題をどのように取り組んできたのか。公衆衛生行政の紹介とデータから見た健康づくりの重要性について概説します。また、高齢化社会を支える地域包括ケアシステムや、昨今注目されている次世代を担うこどもを地域で支える子育て支援に関して、国や県の取組を紹介します。
木庭 愛 氏(こども家庭庁成育局母子保健課長)
取手市出身。医師免許を取得。病院勤務ののち、厚生労働省に医系技官として入省。厚生労働省で感染症対策、食品安全、移植医療対策等に従事し、世界保健機構(WHO)、茨城県保健福祉部長を経て、令和5年7月より現職。
令和5年9月26日(火曜日)午後1時から午後3時(受付は正午より)
取手ウェルネスプラザ 多目的ホール
無料
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