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全ての人がお互いの人権を尊重し、認め合い、協力し合う「男女共同参画」は、男性にとっても生きがいのある社会を目指す上で重要な課題です。
人は、何かを見たり、聞いたり、感じたりしたときに、無意識に”こうだ”と思い込むことがあります。これを無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)といいます。自分自身では考え方にゆがみや偏りがあるとは認識しづらく、男女共同参画の実現の支障になっていると言われています。
内閣府による調査では、「男性は〇〇であるべきだ」という考え方は男性自身のほうが高い結果となるなど、同性に対する無意識の思い込みが根強く残っていることが分かっています。
男性自身も「男性は仕事、女性は家庭」という考えかたを無くし、併せて、長時間労働の抑制など働き方の見直しにより、地域や家庭へ参画しやすく、そして生きがいのある環境をつくっていきましょう。
男性にとっての男女共同参画(内閣府男女共同参画局)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
上述した無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)により、男性自身が「男は弱音を吐いてはならない」とする価値観に縛られ悩みを人に伝えないことが多く、また「大した問題ではない」と考え、苦しみをひとりで抱えこみがちです。
厚生労働省が公表している「令和5年中における自殺の状況」データによると、年間自殺者28,344人のうち、男性が19,180人、女性が9,164人となり、男性が女性よりも2倍多い結果となりました。
原因・動機別では、家庭や職場を問わず複数の項目で男女で著しい差が見られます。
自殺の統計:各年の状況(厚生労働省)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
仕事や家庭を問わず、誰しも悩みを抱えています。一人で思い悩まずに、まずは相談しましょう。
また、DVは女性だけが被害者とは限りません。以下は男性からの相談も受け付けています。
お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります。
最寄りの配偶者暴力支援センターにつながるDV相談ナビの運用に加え、体制を拡充した全国共通のDV相談ナビサービスです。
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