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更新日:2023年11月28日

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取手の火の見やぐら(その18)(飯島章)

ご無沙汰をしています。
「取手の火の見やぐら」(その14)では、市内取手2丁目の火の見やぐらと呼んでいいのか判然としない物件を紹介しました。
また「取手での火の見やぐら」(番外編その2)では、これとよく似た形態の石岡市にある物件を紹介しました。

今回は、(その14)で取り上げた火の見やぐらのような物件と同じ形態のものを紹介します。
場所は、市内桑原地区になります。下の地図をご参照ください。

写真は下になります。
市内桑原地区にある火の見やぐらのような物件(その2)
4本の華奢(きゃしゃ)な鉄骨を柱(足)として、柱と柱の間はやはり華奢な鉄骨をトラスに組んで補強しています。
梯子は柱の内側に取り付けられています。
「取手の火の見やぐら」(その14)で紹介した物件と同じ仕様で同じ業者が建てたのではないかと思われます。
この物件は、桑原の愛宕神社の境内に建てられています。右側に鳥居が写っています。
天辺(てっぺん)にはサイレンが設置され、消火用のホースを干すときに使用する部材が付いています。
下の写真になります。
市内桑原地区にある火の見やぐらのような物件
消防団の詰所と消防自動車車庫はこのすぐ近くにあります。
かつては詰所の後ろ側に火の見やぐらがあったように見受けられますが、確証はありません。
この物件の脇には防災無線のスピーカーが建っています。
写真は下になります。
市内桑原地区にある火の見やぐらのような物件(その3)
順番としては、正真正銘の火の見やぐら➡撤去➡火の見やぐら状の物件➡防災無線のスピーカーとなるかと考えられますが、これも確証はありません。

このところ、すでに撤去されて古写真や絵はがきの中にだけ残る火の見やぐらを紹介してきました。
今回は久しぶりに現存する物件を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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