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令和6年7月8日、市職員を対象に業務で利用しているAIなどを用いた各種システムを展示する説明会を開催し、中村市長はじめ100人以上の職員が参加しました。
市は株式会社アドバンスト・メディアとの音声テック関連技術連携協定に基づき、AI音声認識や生成AIといったAI技術の活用による業務効率化や窓口対応の向上に取り組んでいます。
また、株式会社NTTデータMCSへの業務委託により、RPAやAI-OCRなどの業務効率化支援ツールの活用も推進しています。
一方で、職員への生成AIや音声認識システム利用に関するアンケートでは、「生成AIへの指示入力はどうしたらよいか分からない」「音声認識システムの詳細な利用方法が分からない」「システム自体を知らなかった」といった回答意見が寄せられていました。これらの技術や支援ツールに関心があるものの、実践する際のイメージが掴めずにいる職員層に対しアプローチが必要であることが分かり、情報管理課・デジタル化推進室と企業の協働により今回の開催を企画しました。
(注意)RPA…ロボティック・プロセス・オートメーションの略称。PCなどのコンピューター上でおこなわれる作業を人の代わりに自動で実施してくれるソフトウエア。
AI-OCR…PDFや画像に書かれている文字列を、デジタルなテキストデータに高精度に変換する技術。
会場内に「生成AIシステム」「グループウエア活用」「RPA活用」など個別ブースを設け、現在庁内で活用されている事例を情報管理課・デジタル化推進室の職員や企業が紹介しました。
会場の全景
より精度の高い生成AIへの指示の仕方を学ぶ中村市長と職員
実際の動作画面を見ながらRPAの説明を聞く市職員