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オンラインで市民との意見交換会を開催しました(令和3年5月15日)
令和3年5月15日(土曜日)午前10時から、取手市役所議会棟大会議室及び執行部控室、オンライン(Zoomを使用)にて、令和3年第1回目となる市民との意見交換会を開催しました。23人の全議員が出席し、取手市内・市外から19名の参加者にお集まりいただきました。また、今回は取手市議会全体としては初となるZoomを使用したオンライン意見交換会を実施しました。なお、オンラインに不慣れなかたは、会議室に来ていただいて、ご参加いただきました。
今回の意見交換会も前回と同様に2部制で行いました。第1部は、5つのグループに議員が分かれ、改選後1年間の議会活動について意見交換が行われました。第2部は引き続き5つのグループで、テーマフリーで参加者から自由に意見をいただきました。参加いただいた市民の皆様のアンケート結果は次のとおりです。
参加者のアンケート結果
開会
議長あいさつ
山野井議員の司会のもと開会し、最初に齊藤議長からあいさつがあり、皆さんからの率直な意見をお願いしたい旨を述べました。
取手市議会の活動報告
意見交換に入る前に、改選後からの約1年間の取手市議会における主な活動報告が行われました。活動報告を担当した議員は下記のとおりです。
- 結城副議長から「令和3年度予算概要について」
- 元一般会計決算・予算審査特別委員会の赤羽(あかば)議員から「一般会計決算・予算審査特別委員会の取り組みについて」
- 福祉厚生常任委員長の石井議員から「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種等の状況について」
- デモテック戦略特別委員長の落合議員から「デモテック戦略(オンライン)の取り組みついて」
第1部 取手市議会活動についての意見交換
続いて、上記の議会活動報告についての意見交換が行われました。意見交換は5グループに分かれて行われました。オンライン参加が3グループ、会議室参加が2グループで行われました。
第2部 フリーテーマでの意見交換
次に、第1部と同様の5グループに分かれ、テーマを定めず自由に意見交換が行われました。各グループにて市民の方々と議員との間で様々な意見が交わされ、活発な議論が行われました。
入江議員のグループ
入江議員のグループでは、「高齢者のデジタルデバイド問題」「意見交換会広報の改善」について意見交換が行われました。
遠山議員のグループ
遠山議員のグループでは「水道料金の改定」「今後のオンライン議会運営」について意見交換が行われました。
赤羽議員のグループ
赤羽議員のグループでは、「高齢者のデジタルデバイド問題」「福祉施設のデジタル環境の整備・拡充」について意見交換が行われました。
金澤議員のグループ
金沢議員のグループでは、「JR取手駅西口の開発工事」「取手市の国土強靭化計画」「市民税減少の問題」「市内における若者の移住・定住促進」について意見交換が行われました。
小堤(こづつみ)議員のグループ
小堤議員のグループでは、「若者・学生の支援」「コロナ禍におけるテイクアウト支援」「市内の暗い場所への街灯設置」について意見交換が行われました。
全体での意見共有
第1部、第2部での意見交換の後、5グループで行われた議論の内容を参加者全員で共有しました。市民の皆様に、各グループでどのような意見交換が行われたかを発表していただきました。
記念撮影
意見交換会終了後、ご参加いただいた方々と記念撮影を行いました。
閉会のあいさつ
最後に、市民との意見交換会ワーキングチームリーダーの金澤議員から、意見交換会にご参加いただいた皆さんへお礼の言葉を述べ、閉会となりました。
開催の概要
- 日時
令和3年5月15日(土曜日)午前10時から正午まで
- 会場
Zoom(オンライン)及び取手市役所議会棟大会議室・執行部控室
- 参加者数
19人
- 主な内容
- 議会の活動報告に関する意見交換
- フリーテーマで意見交換
参加者のアンケート結果
Q1.本日の意見交換会に参加しての感想は次のうちどれに該当しますか?
- とてもよい 6件
- よい 6件
- 普通 3件
- 悪い 1件
- とても悪い 0件
- 無回答 0件
理由
とてもよい
- 今後期待される、先進的な取り組みであるため。
- 議員の方々と直接お話しできて、議会を身近に感じられたから。
- 議員さんというと気軽に話せないイメージがあるが普通に会話できる印象がもてたため。
- 自分が申しあげたいことが十分話せたことと、議員のご意見も聞けたため。
- グループ分けをし、各々が発言しやすい場を提供できていた。
- 時間配分がよかった。
よい
- 簡略に議会活動の報告がなされた点。
- 市民を交えた初めてのオンラインZoomミーティングの開催、このようなチャレンジはとても良いと思います。
- 市民から活発な意見が出ていたのを拝見できました。
- 会場にいるよりも、特に意見交換のときは議員や自分以外のかたとの距離をとても近くに感じられた。
- はじめて取手市議会の意見交換会に参加させていただき、雰囲気を知ることができました。議会報告も分かりやすくまとめていただいて、概要が分かりました。タイミングがあえば、また参加してみたいと思いました。
普通
- グループ討議における市民参加者の負担が意外と大きい。単にほかの人の話を聞きたいだけの人や、雰囲気を知りたかっただけの人等の場合は、負担が大きい印象を持ち、次回参加につながらないのではないか。
- グループ討議が、市民任せで、話のネタが尽きるリスクもある。そのような事態に備えて、題材の用意だけはしておいてもよいかも。
- 市民参加者が少ないので、募集を拡大したほうがよいのではないか。または、回数を増やすなど。
- 市民の参加者が少なく残念。
- 参加していたグループは市民の参加者が圧倒的に少なかった。と思っていたら、会議室にはそれなりの市民が、それも若い方々が参加し政策提言もしているようだったので。
- 参加者UPよろしく。
悪い
Q2.取手市議会意見交換会(議会報告会)に何回目のご参加になりますか?
- 初めて 10件
- 2回目 3件
- 3回目 2件
- 4回目 0件
- 5回以上 3件
Q3.議会意見交換会の開催について、何でお知りになりましたか?(複数回答可)
- 概要版議会だより「ひびき」 2件
- ひびきメール 0件
- 取手市ホームページ 3件
- 広報とりで 1件
- 市内各所に掲示された案内ポスター 0件
- 議員の紹介や議員のホームページ、SNSなど 12件
- その他 1件
Q4.今回、初めてオンラインを用いた開催といたしました。その感想は次のうちどれに該当しますか?
- とてもよい 6件
- よい 6件
- 普通 3件
- 悪い 1件
- とても悪い 0件
理由及びご意見
- 自宅に居ながら、家事をしつつ意見交換に参加できる。
- 自宅で気軽に参加できたから。
- 正直良いのか悪いのか結論が出ません。Webでの開催は参加する人のハードルが下がったのかと思っていましたが、今回の参加人数が非常に少なかった点です。Web上で、自分の意見や考えを言うことが大変なんだと思いました。
- 全体のファシリテーションにもう少し工夫が必要と思いました。また、プレゼン資料は紙イメージをそのまま共有するのではなく、限られた画面スペースを活用したプレゼン資料の準備が必要です。
- 感染予防になった。
- 足を運ぶ負担がなかった。
- 他人への気遣いが軽減された。
- 機器の不具合。また、チーム発表者は議員以外のみならず元職も除外すべき。
- 生の声のほうが良いと感じた。
- ほんの少し興味・関心がある、あるいは気になる・気になったという程度の段階で、気軽に参加して雰囲気を知ることができる方法があるのはとても良いと思います。
Q5.今後の開催手法について、どのように考えますか。
- 今回の形がよい 10件
- オンラインのみにしたほうがよい 0件
- 会議室のみにしたほうがよい 1件
- 当面ハイブリッド、将来的にはオンラインのみ 1件
- Zoomミーティングで開催し、それらをライブ配信されると良い 1件
- ハイブリッド型 1件
- 両方の形がよい 1件
理由及びご意見
- オンラインのみを目標にしたいが、ネット弱者が多い間は、ハイブリッドが望ましいのでは。
- 次回も自宅から参加したい。
- 人それぞれ参加しやすい形式があるので選べる方がよいとおもったため。
- どういう方法が多くの人の参加につながるかわからないから。周知もどれだけのかたに周知できているのか分かりません。オンラインでの開催は今後も継続していくべきだとは思いますが、会議室での意見交換会も実施すべきだと思いました。
- 感染状況にもよるが、希望に応じて、オンラインと集合型を選択できたほうが、参加者数が多くなるのでは。
- 参加方法の選択肢は多い方が良いと考えます。
- どなたでも参加できるような形も必要と思います。
- 市民と議員の意見交換に90%以上の時間を用いるやり方を考慮してください。
- 議会として、地域社会として「今、何が問題なのか」説明、PRしたほうが良いと思われます。
- 会場での意見交換も大事だと思うので、できれば会場開催+オンラインがよいように思います。
Q6.今後、議員と意見交換をしたい内容、項目、議題などがあれば自由にご提案ください。
- オンライン環境の拡張が叫ばれる中、政策に「ネット弱者」をいかに取り込んでいくか?
- 今後の取手市の在り方
- シニア層のITリテラシー向上計画
- 引き続き市内高齢者へのオンライン普及について、その具体的課題や方法について意見交換を希望します。
- まちづくりについて
Q7.年代をお聞かせください。
- 20代以下 0人
- 30代 0人
- 40代 5人
- 50代 3人
- 60代 7人
- 70代以上 2人
- 無回答 1人
Q8.本日はどちらの方法で御参加されましたか?
- オンライン 14人
- 会議室 4人
Q9.その他、意見交換会や議員について、お気づきの点をご自由にお書きください。
- デモテック・シニアの養成が急務だと感じました。
- 議会の業務を身近に感じることができた。
- 意見交換会というと堅苦しくなってしまうので、「市民との交流会」という形も必要なのではと思いました。
- ファシリテーション、発言者への合いの手や反応など、喋りっぱなし、聞きっぱなしではなく、コミュニケーションの場づくりも大切ですね。
- 楽しかったです。またよろしくお願いします。
- 今回オンラインで参加しましたが、会場の議員や一般参加者の人数や顔ぶれ等、ほとんど分かりませんでした。一方、会場参加者には、Zoom参加者の様子はどの程度分かっていたのでしょうか?会場・オンライン相互の紹介をしたほうが良いと思います。
- 一般参加者の人数が少なかったので、自分の活動・提案についてそれなりの説明をさせていただきありがたかったです。ただ一般参加者はもっと多い方がよいと思います。と同時に、多くの参加があれば、それぞれの話はあまり議論されない結果になるでしょうから、あらかじめ聞いた参加者の希望テーマに沿ったグループ分けにするとか、意見交換会そのものをテーマ別で開催するとか、参加者を女性限定にするとか、参加者増対応とともに、さらに深みのある意見交換ができる設定をご検討いただければと考えます。
- 様々な先駆的な取り組みは勉強になります。事務局と議会との連携が素晴らしいと感じました。
- オンライン(ブレイクアウト)については、参加者の人数によって、設定ややり方・進め方を工夫できるように感じました。会場からの報告は、オンラインでも問題なく見たり聞けたりしました。