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更新日:2024年5月24日

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食中毒を防ごう(家庭での食育)

このページでは、小中学校に通うお子様とその保護者の皆様に向けて、家庭での食育に役立つ情報を配信していきます。お子様のいるご家庭は一緒にご覧いただき、ご家庭での食育にお役立てください。

食中毒とは

食中毒とは、細菌やウイルスなどの有毒な物質がついた食べ物を食べて、下痢や腹痛、吐き気、発熱などの
症状が起こる病気のことです。原因物質や症状はさまざまで、1年を通して発生していますが、夏場は特に細菌による食中毒が多くなります。

お腹の中に入った細菌が原因で苦しむ男性

食中毒の発生する主な原因

  • 傷がある手で調理したもの:
    傷口に付着した細菌が食材にうつる可能性があります。手に傷口がある場合、調理しないか、手袋をつけましょう。
  • 加熱が不十分な肉:
    肉は、生や加熱が不十分のまま食べると食中毒が発生する危険があります。特に、抵抗力の弱い子どもは注意が必要です。多くの細菌やウイルスなどは加熱により死滅するので、中心部が白っぽい色に変化するまでしっかり加熱してください。
    ご注意ください!!お肉の生食・加熱不足による食中毒(国のホームページ)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
  • 室温で長時間放置した料理(カレーやシチューなど):
    カレーやシチュー、肉じゃがなどの料理を原因食品とする食中毒にウェルシュ菌による食中毒があります。ウェルシュ菌は、耐熱性の芽胞を形成するため、通常の加熱調理では死滅しません。
    カレーの保存には注意が必要です!!(農林水産省のホームページ)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
  • ウイルスに汚染された二枚貝:
    ノロウイルスに感染するおそれがあります。ノロウイルスは貝の体内では増殖できません。二枚貝の生息域がノロウイルスに汚染されると、ノロウイルスを体内に蓄積してしまうと考えられています。また、感染者の便や吐しゃ物に接触したりすることにより二次感染を起こすことがあります。

食べ物に含まれる毒素

食べられるものが、絶対に安全とは限りません。例えば、じゃがいもの芽や緑色に変色した部分には、吐き気や腹痛を起こすソラニンなどの天然毒素がありますが、その部分を取り除くと食べられます。食品の安全は、食べる量と毒性によって変わります。

食中毒を防ぐ3つのポイント

細菌性食中毒の予防のためのポイントは、食中毒の原因となる菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。「つけない」ためには、手は石けんでしっかり洗います。「増やさない」ためには、生鮮食品や総菜は、購入後なるべく早く冷蔵庫で保存します。「やっつける」ためには、肉や魚、野菜などはしっかりと加熱することが重要です。

また、ウイルスの場合は、食品中では増えないので、「増やさない」は、当てはまりません。ウイルスによる食中毒を予防するためには、ウイルスを調理場内に「持ち込まない」、食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」、食べ物にウイルスを「つけない」、付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」という4つのことが原則となります。

その他家庭での食中毒予防については、以下のページも併せてご覧ください。

食事の前は手を洗おう(家庭での食育)

食中毒を引き起こす菌を追い払う女性

お問い合わせ

保健給食課 

茨城県取手市藤代700

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-83-6610

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