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このページでは、小中学校に通うお子様とその保護者の皆様に向けて、家庭での食育に役立つ情報を配信していきます。お子様のいるご家庭は一緒にご覧いただき、ご家庭での食育にお役立てください。
食生活や運動習慣、休養(睡眠、ストレス)、喫煙、飲酒などの生活習慣によって発症する病気の総称です。生活習慣病の多くは、不健康な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされます。放置すると糖尿病合併症(腎疾患・失明等)、脳卒中、心臓病(心筋梗塞等)へと進展していきます。
その他に、生活習慣病に関連する病気として、がん、むし歯、歯周病、骨粗しょう症などの病気が挙げられます。
生活習慣病は、大人だけの病気ではありません。生活習慣病に見られる内臓脂肪型肥満やメタボリックシンドロームが子どもたちにも見られるようになり、「小児生活習慣病」と言われるようになりました。これらを放置しますと、将来的に大きな病気をひき起こすリスクになります。
メタボリックシンドローム(メタボ)とは?(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
肥満、高脂血症、大腸がん、乳がんなどにかかりやすくなる恐れがあります。
高血圧、胃がん、脳卒中などにかかりやすくなる恐れがあります。
糖尿病などにかかりやすくなる恐れがあります。
ファストフードやスナック菓子には、食塩と脂質が多く含まれています。脂質が多く含まれているものを食べ過ぎると、肥満になったり血液中のコレステロール値や中性脂肪値が高くなったりします。そして、食塩の多い食品を長期間摂っていると、腎臓の働きが悪くなったり、高血圧や胃がん、心臓病などを引き起こしたりします。子どものころから薄味に慣れることがとても大切です。
生活習慣病になりやすい食生活。画像の出典は、「茨城県の特色を活かした食に関する副読本」。
内臓脂肪型肥満になると生活習慣病にかかりやすくなる可能性がより高くなります。そのためには、バランスよく食べること、3食きちんと摂ること、夕食は食べ過ぎないこと、高脂肪の間食を減らすこと、野菜を多く食べることなどが効果的です。また食塩の摂り過ぎにも注意が必要です。生活習慣病の予防の基本は、バランスのよい食生活と適度な運動、十分な休養・睡眠をとるなど健康によい生活習慣を子どものころから心がけることです。
子どもが規則正しい生活習慣を身に付け、生活習慣病を予防するためには、家族の協力が必要です。家族みんなで目標を決めて、一緒に取り組みましょう。
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