現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 市長・副市長・教育長 > 市長 中村 修 > 取手美術作家展会員の裂織展(市長 中村修)
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取手市長の中村修です。先週から今週にかけて、台風10号が日本列島に襲来しました。先週金曜日に、その備えとしまして災害応急処理本部を設置し、災害が発生した際の対応を円滑に行えるよう、準備にあたりました。
幸いにも、今回の台風では市内に大きな被害はありませんでしたが、台風等によってもたらされる災害は、普段から災害を意識して準備をしておかなければ、対応が難しいものです。
今後も、フィリピンの東の海上で発生した台風11号等の影響により、天気が不安定になることが予想されます。市民の皆様におかれましては、気象情報や市の情報を注視し、もしもの時の対応にあたれるようくれぐれもご注意ください。
さて、去る令和6年8月30日(金曜日)、取手美術作家展会員の野口 和子さんの個展にお招きいただきました。野口さんは、定年退職を迎えられてから、本格的に裂織(さきおり)の世界に魅了され、活動を続けられています。
会場では、野口さんの解説を伺いながら、様々な草木から抽出した天然の染料を用いて製作された、やさしい風合いの数々の作品を鑑賞しました。どの作品も古布と染めた布が繊細に織り込まれており、中には製作に1年以上かかった作品も複数あると伺いました。さらに、作品製作前には、入念なスケッチや対象観察、染料研究をもとに作品製作にとりかかられることを知り、野口さんが裂織(さきおり)にかける熱心な姿勢に感服いたしました。
作品の展示は、令和6年9月4日(水曜日)午後5時までです。皆様もぜひ会場で生の裂織をご覧ください。